ベルリン、カンヌ、ヴェネツィアと世界三大映画祭すべてで「監督賞」に輝いた、世界で唯一の映画監督ポール・トーマス・アンダーソンが、“異端俳優”ホアキン・フェニックスと『ザ・マスター』に続いてコンビを組んだ最新作『INHERENT VICE』(原題)の邦題が、『インヒアレント・ヴァイス』に決定。4月18日(土)より日本公開されることになり、ぶっ飛んだ(!?)場面写真も解禁となった。“天才監督”の名を欲しいままにしているポール・トーマス・アンダーソンが料理する次なる題材は、現代世界文学の最高峰に君臨し続ける“天才覆面作家”トマス・ピンチョンが初めて自身の作品の映画化を許可したという「LAヴァイス」。70年代のロサンゼルスを舞台に、ヒッピー探偵“ドック”が元恋人の依頼を受けたことから、思わぬ巨大な陰謀に巻き込まれていく様子が、シュールなコメディタッチで描かれ、アメリカの“光と影”を浮き彫りにしていく本作。第87回アカデミー賞では、アンダーソン監督自身が手掛けた脚本で「脚色賞」と、70’sのポップな空気感を再現させたヒッピーファッションで「衣装デザイン賞」にノミネートされている。主演を務めるのは、第85回アカデミー賞「主演男優賞」にノミネートされた『ザ・マスター』以来、アンダーソン監督と2度目のタッグを実現させたホアキン・フェニックス。マリファナに堕落しながらもどこか憎めない、ゆるふわアフロ+強烈もみあげのヒッピー探偵を体現。ほかにも、ジョシュ・ブローリン、オーウェン・ウィルソン、リース・ウィザースプーン、ベニチオ・デル・トロと、ひとクセありそうな実力派の豪華スターたちが勢ぞろい。早くも全米では、「小説家が魔法をかけた犯罪と幻覚とわいせつさのクレイジーな万華鏡を見事に復元し、映像化した」(ロサンゼルス・タイムズ紙)、「ポール・トーマス・アンダーソン監督作品史上最高の1本」(コライダー)、「素晴らしい才能のなせる業。この映画の楽しさは否定できない」(ローリングストーン紙)など、絶賛の声が数多く挙がっている。天才監督×天才作家×異端俳優のコラボレーションが生んだ、ラリっぱなしの探偵コメディサスペンス、公開まで楽しみにしていて。『インヒアレント・ヴァイス』は4月18日(土)より全国にて公開。
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