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映画『深夜食堂』台湾でも異例の大ヒット! 世界中の人々の心と小腹を満たす

2009年に小林薫を主演に迎えてドラマ化された本作が、主演・小林さん、監督・松岡錠司のタッグで満を持して映画化され、日本でも大ヒットを記録。その映画『深夜食堂』が台湾でも好調なスタートを切っている。

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映画『深夜食堂』台湾版ポスター
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深夜だけ営業する“めしや”を舞台に、訪れる客の悲喜こもごもを描いた漫画「深夜食堂」(ビッグコミックオリジナル連載中)。2009年に小林薫を主演に迎えてドラマ化された本作が、主演・小林さん、監督・松岡錠司のタッグで満を持して映画化され、日本でも大ヒットを記録。その映画『深夜食堂』が台湾でも好調なスタートを切っている。

ネオン煌めく繁華街の路地裏にある小さな食堂。夜も更けた頃に「めしや」と書かれた提灯に明かりが灯ることから、人は「深夜食堂」と呼ぶ。メニューは酒と豚汁定食だけだが、頼めば大抵の物なら作ってくれる。そんなマスターが出す懐かしい味を前に、客たちの悲喜こもごもな人生模様が交差する。春夏秋冬、ちょっとワケありな客たちが現れては、マスターの作る懐かしい味に心の重荷を下ろし、胃袋を満たしては新しい明日への一歩を踏み出していく――。

日本ではドラマが深夜帯に放送されていたものの、静かなブームを呼び、“めしテロ”という言葉を生むほどに。そして2011年からの第2部、昨年10月からの第3部の放送を経て、2015年1月31日(土)に映画が公開された。全国公開館数80館からのスタートにも関わらず、観客動員数は20万人を超え、興行成績は2.5億円を記録。そんな本作が、台湾では4月30日(現地時間)より台北を中心に23館で公開され、オープニングの週末の累計興行収入数は200万台湾ドルを突破! 今年に入って台湾で公開された日本の映画作品の中で一番の成績をおさめた。

台湾で今年公開された日本映画には、『名探偵コナン 業火の向日葵』『THE LAST NARUTO THE MOVIE』や話題作『ソロモンの偽証』などがあり、それらを抑えてのヒットとなった。さらに台湾の興行収入ランキングでもハリウッド超大作の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ワイルド・スピード SKY MISSION』、香港映画の超大作『赤道』に続き初登場4位を獲得する快挙を成し遂げている。

台湾の4大新聞のひとつ中国時報では「映画では人の想いが語られている。味だけではなく、生きることの価値も教えてくれた。あなたも深夜食堂にいる気持ちになれる」と伝えており、大手雑誌「NextMedia」では、「今週公開された映画の中で一番素晴らしい映画! 映画の中の温かい雰囲気は、観終わった後も余韻が心地良く残る」と大絶賛。さらに、台湾独自で豚汁が振舞われるイベントが実施され、そこにマスターの格好を真似したコスプレイヤーがたくさん集まるほどの盛り上がりをみせたよう。

今後は香港(5月28日~)、韓国(6月18日~)、マレーシア(11月予定)など現状20の国と地域での公開が決定している本作。今後も、国境を越え、世界中の人々の心と小腹を『深夜食堂』が満たしてくれそうだ。

映画『深夜食堂』Blu-ray&DVDは7月29日(水)より発売。
《シネマカフェ編集部》

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