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【カンヌ国際映画祭】決め手は黒の“透け感”! カンヌを彩ったセレブたち<海外編>

24日(現地時間)に幕を閉じた第68回カンヌ国際映画祭。今年も世界中からスターやセレブたちが集結し、レッド・カーペットでゴージャスな装いを披露した…

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ナタリー・ポートマン、エマ・ストーン、ケイト・ブランシェット/第68回カンヌ国際映画祭
ナタリー・ポートマン、エマ・ストーン、ケイト・ブランシェット/第68回カンヌ国際映画祭
  • ナタリー・ポートマン、エマ・ストーン、ケイト・ブランシェット/第68回カンヌ国際映画祭
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  • ルーニー・マーラ、ケイト・ブランシェット - (C) Getty Images
  • ルーニー・マーラ、ケイト・ブランシェット - (C) Getty Images
24日(現地時間)に幕を閉じた第68回カンヌ国際映画祭。今年も世界中からスターやセレブたちが集結し、レッド・カーペットでゴージャスな装いを披露した。

オープニング・セレモニーで鮮烈だったのはルピタ・ニョンゴ。「グッチ(Gucci)」のグリーンのドレスがレッド・カーペットに映えて、たっぷりした裾をふわりと広げてターンした姿は絵画のような美しさ。“レッド・カーペットの女王”の異名を持つ彼女の面目躍如だった。

ルピタのドレスもそうだったが、トレンドの1つは胸元を深くV字に切り込んだプランジネック。フェザーとスワロフスキーの刺繍を施した「アルマーニ・プリヴェ(ARMANI PRIVÉ)」の黒のドレスにショパールのエメラルドのイヤリングを合わせたジュリアン・ムーア、長いスカートにフェザーをあしらい、背中も大きく開いた「エリ・サーブ(Elie Saab)」のドレスを着たナオミ・ワッツ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『Sicario』(原題)上映に出席したナタリー・ポートマンが着た「ランバン(LANVIN)」のグリーンのドレスも同様のデザインだった。

映画祭前からベストドレッサー候補の期待がかかっていたのは『Carol』(原題)に主演したケイト・ブランシェットとルーニー・マーラ。見事女優賞を受賞したルーニーは、同作のフォトコールでは「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」の2015年プレフォールコレクションからオフホワイトのレースをあしらったミニワンピースを着用。ケイトは同じく「アレキサンダー・マックイーン」の黒のワンピース。公式上映時、ルーニーはやはりオフホワイトの「ロシャス(ROCHAS)」のホルター・ドレス。ケイトはプリントやディテールに凝った「ジャイルズ(Giles)」のドレスだった。

今年は監督作『A Tale of Love and Darkness』(原題)を引っさげてカンヌ入りした前述のナタリー・ポートマンも、ミューズを務める「ディオール(Dior)」のクチュールを中心に、「ランバン」や「ロダルテ(Rodarte)」もチョイス。特にフォトコール時に着用した、裾がアシンメトリーになっている「ロダルテ」の黒のワンピースはバックがシースルーという大胆なデザインだった。

『マッドマックス 怒りのデスロード』の上映で、ショーン・ペンと一緒にレッド・カーペットを歩いたシャーリーズ・セロンも完ぺきな美しさで注目された1人。レッド・カーペットで着たイエローのドレスは「クリスチャン・ディオール」のオートクチュール。シンプルなデザインながら、長身の彼女ならではの着こなしでゴージャスに魅せた。

ウディ・アレン監督の『Irrational Man』(原題)に主演したエマ・ストーンは公式上映では「ディオール」のオート・クチュールの白のドレス。フォトコールでは「オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar de la Renta)」の黒のレース・ドレス。どちらも彼女のキュートな魅力が際立つデザインだった。

「プラダ(PRADA)」、「ミュウ ミュウ(Miu Miu)」で決めたレア・セドゥ、同じくプラダのホルタードレスを優雅に着こなしたダイアン・クルーガー、パッチワーク状のユニークなデザインの「ヴァレンティノ(Valentino)」のドレスやバレンシアガなど、連日のコーディネートで注目を集めた審査員のシエナ・ミラーなどなど、カンヌは今年もオシャレ自慢のスターたちの装いが華やかな彩りを添えた。
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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