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ピクサー・スタジオに潜入! ユニークなアイディアが生まれる理由

世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』…

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ピクサー・アニメーション・スタジオ「ザ・スティーブ・ジョブズ・ビルディング」
ピクサー・アニメーション・スタジオ「ザ・スティーブ・ジョブズ・ビルディング」
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  • ピクサー・アニメーション・スタジオ「ザ・スティーブ・ジョブズ・ビルディング」-(C)KaoriSuzuki
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  • ジョン・ラセターの部屋/ピクサー・アニメーション・スタジオ
  • ジョン・ラセターの部屋/ピクサー・アニメーション・スタジオ-(C)KaoriSuzuki
世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が7月18日(土)より公開となる。

11才の少女ライリーの幸せを見守る、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミという頭の中の“5つの感情たち”がどのように誕生したのかを探るべく、シネマカフェはアメリカのカリフォルニア州に存在するピクサー・アニメーション・スタジオに潜入。今回はピクサーならではのユニークなアイディアが生まれるスタジオをご紹介!

■スティーブ・ジョブズがスタッフに遺した最高の場
ピクサー・アニメーション・スタジオには、「ザ・スティーブ・ジョブズ・ビルディング」「ウエスト・ビレッジ」「ソーホー」「ブルックリン」というオフィスがある。「ピクサー」の投資家として加わっていたスティーブ・ジョブズの名をとって「ザ・スティーブ・ジョブズ・ビルディング」と名づけられたメインのオフィス。中に入ると早速、『モンスターズ・ユニバーシティ』のサリー&マイク、『トイ・ストーリー』のウッディ&バズがお出迎え。

中から見て印象的なのが、光が差す開放感あふれるロビー。壁一面が窓になっている建物は、外からもアイディアが入ってくるようにオープンになっているのだという。またジョブズは、工業的なデザインを残したかったため、柱や橋は機械を使わず、あえて手作業で作ったのだそう。右側はアニメーションが作られるクリエイティブサイド、左側はテクニカルサイドと“脳”をイメージして作られている。これもジョブズのアイディアで、社員が過ごしやすいよう設計されており建設段階からジョブズのこだわりが感じられた。

「ザ・スティーブ・ジョブズ・ビルディング」には、最新作『インサイド・ヘッド』がいたるところに登場。「スティーブ・ジョブズ・シアター」の前には“ヨロコビ”が描かれた大きな壁画が飾ってある。さらにストーリーがどのように進んでいくか最初から最後まで描かれている“カラースクリプト”があり、常にそれを見ながらスタッフ同士でストーリーを確認するのだという。

オフィスを出て右に歩いていくと、ピクサーの中で一番最近に建設された最先端のデジタルアニメーション制作施設「ブルックリン」がある。ここには「プレスト・シアター」があるほか、暖炉の裏側には「ブルックリン・ハーフ・ラウンジ」というシークレットルームも設備。「ザ・スティーブ・ジョブズ・ビルディング」とは違ってシックな雰囲気を醸し出している。


■アイディアは楽しいところに隠れている
常に楽しむことをモットーにするピクサーは、スタジオ内・外にはスタッフがリフレッシュするための場が多々存在する。スタジオ内には、カフェテリアや14種類あるシリアルバー始め、ビリヤードやシアター、スタジオ内でしか買うことのできないグッズが販売されているショップがある。

外には、サッカー場や、冬は温水になるプールもあり、アイディアに行き詰ったときにリラックスして仕事に戻ってこれるようにさまざまな工夫が施されているのだ。こういった仲間たちとのコミュニティの場で生まれるアイディアは作品にも取り入れられることがあるという。


■ジョン・ラセターの部屋はまるでおもちゃ箱
ウォルト・ディズニーとピクサー・アニメーション・スタジオズ両社のチーフ・クリエイティブ・ オフィサーであるジョン・ラセター。彼の部屋にはいままでのピクサー作品のフィギュアやデザイン画がズラリと並ぶ。そんな中、一際目立つのは20数年来の友人・宮崎駿との“友情”スペース。大きなネコバスやトトロ、さらにはラセター氏の誕生日に贈られてくる宮崎監督の直筆メッセージの数々が大事に展示されていた。


仕事漬けになっても、目指すのはいかに楽しく仕事をするか。ピクサー・アニメーション・スタジオにあふれるアイディアの数々は、人と人の距離が近く常にコミュニケーションがとれること、作品への愛情を共有することによって生まれるのかもしれない。
《シネマカフェ編集部》

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