日時：7月29日（水）18:00開場／18:30開映
場所：よみうりホール（東京・虎ノ門）
太平洋戦争末期、戦況が困難を極める1945年4月、鈴木貫太郎内閣が発足。そして7月。連合国は日本にポツダム宣言受諾を要求。降伏か、本土決戦か―。連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾、結論は出ない。そうするうちに広島、長崎には原爆が投下され、事態はますます悪化する。“一億玉砕論”が渦巻く中、決断に苦悩する阿南惟幾陸軍大臣、国民を案ずる天皇陛下、聖断を拝し閣議を動かしてゆく鈴木貫太郎首相、首相を献身的に支え続ける迫水久常書記官。一方、畑中健二少佐ら若手将校たちはクーデターを計画、日本の降伏を国民に伝える玉音放送を中止すべく、皇居やラジオ局への占拠へと動き始める…。
半藤一利の大ベストセラーとなった傑作ノンフィクションの映画化『日本のいちばん長い日』が、8月8日（土）より全国にて公開される。監督・脚本を務めるのは、『駆込み女と駆出し男』に続き本年度2作品目の公開となる原田眞人。戦争継続を主張する血気たぎる陸軍将校たちの情熱を背負いながらも、かつて侍従武官を務めた天皇陛下の身を案じて苦悩し、平和的解決を成し遂げようとする陸軍大臣・阿南惟幾を役所広司が演じ、国民を想い平和を希求する昭和天皇には、7年ぶりの本格的なスクリーン復帰となる本木雅弘が演じる。
ほかにも、『駆込み女と駆出し男』に続き原田作品連続出演の山崎努、同じく『駆込み女と駆出し男』への出演や公開中の『海街diary』出演の堤真一、『ピース オブ ケイク』『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』『劇場版 MOZU』と公開作が控える松坂桃李など、実力と人気を兼ね備えたキャストが名を連ねている。戦後70年の記念碑となる、心揺さぶる壮大なサスペンスの本作。こちらの公開に先駆けて、『日本のいちばん長い日』の試写会に5組10名様をご招待。
