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今年99歳の名優が「狩猟は最も愚かな行為」と自らの過去を猛省

今年99歳になる名優、カーク・ダグラスが7日(現地時間)、過去に一度だけ行なった狩猟について「最も愚かな行為だった」と後悔の気持ちを…

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カーク・ダグラス(C)Getty Images
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  • カーク・ダグラス&息子のマイケル・ダグラス-(C)Getty Images
今年99歳になる名優、カーク・ダグラスが7日(現地時間)、過去に一度だけ行なった狩猟について「最も愚かな行為だった」と後悔の気持ちを綴ったエッセイを発表した。

先日、アフリカ・ジンバブエの国立公園の人気者だったライオンのセシルが、アメリカ人歯科医によって射殺されたというニュースを受けて、カークが「ハフィントン・ポスト」に寄稿したもので、「50年ほど前、私は初めて(その一度限り)狩猟に出かけた。私の行なった最も愚かな行為だ」と綴っている。

アフリカのケニアで、ヒョウやガゼル、オリックス、シマウマなどを狩ったという。仕留めた動物たちを自宅に送り、壁に飾っていたが、「ある日、自分のトロフィー(註:動物たち)に目をやったとき、彼らから見つめられているように感じた。そのとき、彼らを殺したのがいかに下卑たことだった気づいた」という。「すぐに全ての“トロフィー”を外して、自分の犯した罪を忘れようとした」。

自らの過去を猛省しながら、カークは渦中の歯科医について「気の毒だ」とも語る。「彼は、彼自身の獲物たちがそうされたのと同じように、標的にされている。彼の行為は許されるものではないし、間違いなく彼はその代償を払わされているだろう。だが、彼だけではない。大勢の人々がレジャーとして野生動物を殺している。そんなことはやめるべきだ」。
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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