おばあちゃんが20歳に若返る奇想天外の映画『あやしい彼女』の初日舞台挨拶が4月1日(金)、新宿ピカデリーにて行われ、出演する多部未華子、倍賞美津子、要潤、北村匠海、志賀廣太郎、小林聡美に水田伸生監督の総勢7名がにぎやかに登壇した。『あやしい彼女』は、2014年、韓国で公開されるやいなや865万人を動員した大ヒット映画『怪しい彼女』のリメイク作。73歳の毒舌おばあちゃんが、ある日突然20歳に若返り、好きなように生きることを信条に、恋に、バンド活動にと奔走する姿を描く。主人公・大鳥節子を演じた多部さんのくるくる変わる表情がかわいいと絶賛されているが、当の本人は、「そんなにくるくる変わっている意識もしていないままですね。ちょっと分からないです~(笑)」とキョトン顔。メガホンをとった水田監督は、そんな多部さんの魅力について、「もちろんかわいいところですよね。あと皆さんそうなんですけど、芝居は呼吸というか芝居の間(ま)で成り立っているんですけど、そこが上手」と褒めちぎった。そして、4月1日はエイプリルフールということで嘘か真か、出演者にまつわるあやし~い秘密について検証する企画が実施された。要さんが未来からきたのではという検証や、多部さんの20歳の頃の写真など、さまざまな写真が公開されたが、中でも盛り上がったのが「志賀廣太郎 20歳の写真がやばい説」として披露された、20歳の志賀さんの写真。当時、相当イケメンだったというふれこみがあり、みなの期待がかなり高まった後、写真が公開された。しかし…いまのままで時を戻したような写真に、小林さんは「私が思ってたイケメンと違う」、要さんは「ちょっと風が吹いていたのかな」、倍賞さんは「歌声喫茶とかにこういう人いましたよね」と、多々辛らつな声が寄せられた。志賀さんも「髪が(当時は)ふさふさで、まさかこうなるとは…」と肩を落とすと、多部さんが「でも分け目変わりませんね」とフォローの声をかけた。だが志賀さんは「救いにもなっていないけど(笑)」と自虐ネタで温かな笑いを振りまいた。『あやしい彼女』は全国にて公開中。
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