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【予告編】亡き母と瓜二つのオペラ歌手…母と娘のミステリー『生きうつしのプリマ』

実在のユダヤ人女性哲学者を描き、日本でもスマッシュヒットを記録した『ハンナ・アーレント』の監督&主演コンビで贈る最新作『生きうつしのプリマ』が…

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『生きうつしのプリマ』 (C)2015 Concorde Filmverleih / Jane Betke
『生きうつしのプリマ』 (C)2015 Concorde Filmverleih / Jane Betke
  • 『生きうつしのプリマ』 (C)2015 Concorde Filmverleih / Jane Betke
  • 『生きうつしのプリマ』ポスター (C)2015 Concorde Filmverleih / Jane Betke
  • 『生きうつしのプリマ』 (C)2015 Concorde Filmverleih / Jane Betke
実在のユダヤ人女性哲学者を描き、日本でもスマッシュヒットを記録した『ハンナ・アーレント』の監督&主演コンビで贈る最新作『生きうつしのプリマ』が、7月16日(土)より日本公開されることが決定、切なくも謎呼ぶ予告編が解禁となった。

「話があるんだ」と思いつめた声で父から呼び出されたゾフィは、ネットのニュースを見せられてがく然とする。そこには、1年前に亡くなった最愛の母エヴェリンに生きうつしの女性が映っていた。彼女の名はカタリーナ。メトロポリタン・オペラで歌う著名なプリマドンナで、同じ歌手でも、ドイツの名もないクラブをクビになったばかりのゾフィとは住む世界が違うスターだ。父はどうしても彼女のことが知りたいと、ゾフィを強引にニューヨークへと送り出す。気まぐれでミステリアスなカタリーナに振り回されながら、彼女と母の関係を探るゾフィ。どうやら母には、家族の知らないもう一つの顔があったらしいのだが…。

元ナチス将官アドルフ・アイヒマン裁判の傍聴記事を執筆・発表したユダヤ人哲学者に迫った『ハンナ・アーレント』の名匠マルガレーテ・フォン・トロッタ監督と、主演のバルバラ・スコヴァが再び手を組んだ本作は、オペラとジャズで彩られた母と娘のミステリー。スコヴァが一人二役で挑むのは、秘密を抱えた“母”カタリーナと“プリマ”エヴェリン。母の謎に迫るゾフィには、『帰ってきたヒトラー』にも出演するカッチャ・リーマン。仕事も恋もうまくいかず、さらに母のもう一つの顔と向き合うことになる悩めるゾフィを洒落たユーモアを添えて演じ、女性たちの共感を呼ぶ。

今回解禁されたポスタービジュアルは、ネットニュースの記事中のカタリーナを背景に、彼女を求めて見知らぬニューヨークの街を彷徨うゾフィというように、二人の女性の姿を赤と青で印象的に切り取ったものとなっており、“母を知る旅”の始まりを予感させるビジュアル。

また、解禁された予告編では、舞台となるドイツとニューヨーク、水と緑の都の美しい風景と、壮麗なアーチに飾られた世界最高峰のオペラハウスMETやセントラルパークが映し出される。母とカタリーナの関係を探るためニューヨークを訪れたゾフィ。カタリーナに拒絶されながらも、亡き母の封印された過去を求めニューヨーク、ドイツ、イタリアと巡り、真実へと近づいていく様がミステリアスに描かれると同時に、愛する母のもう一つの顔と向き合うゾフィの姿に心が揺さぶられる映像となっている。


愛し合っていたはずの亡き妻に「復讐される」と口走る父、母の墓に供えられる贈り主不明の花束、記憶を失くしたはずカタリーナの母親が隠す古い写真…。数々の謎が解き明かされ、母の真実の姿が現れるとき、ゾフィもまた、まるで霧が晴れるかのように自分の道を見つけていく。そんな人生の真理に迫るミステリーに、注目していて。

『生きうつしのプリマ』は7月16日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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