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【予告編】“2か月後に逝きます…”『92歳のパリジェンヌ』信念を貫く母に娘は?

フランスの名女優サンドリーヌ・ボネールとマルト・ヴィラロンガを迎え、凜として生きる92歳の母と、彼女を愛する家族の姿をあたたかく描いた『92歳のパリジェンヌ』。「フランス映画祭2016」で最高賞

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『92歳のパリジェンヌ』ポスタービジュアル (C)2015 FIDELITE FILMS - WILD BUNCH - FRANCE 2 CINEMA - FANTAISIE FILMS
『92歳のパリジェンヌ』ポスタービジュアル (C)2015 FIDELITE FILMS - WILD BUNCH - FRANCE 2 CINEMA - FANTAISIE FILMS
  • 『92歳のパリジェンヌ』ポスタービジュアル (C)2015 FIDELITE FILMS - WILD BUNCH - FRANCE 2 CINEMA - FANTAISIE FILMS
  • 『92歳のパリジェンヌ』 (C)2015 FIDELITE FILMS - WILD BUNCH - FRANCE 2 CINEMA - FANTAISIE FILMS
フランスの名女優サンドリーヌ・ボネールとマルト・ヴィラロンガを迎え、凜として生きる92歳の母と、彼女を愛する家族の姿をあたたかく描いた『92歳のパリジェンヌ』。「フランス映画祭2016」で最高賞にあたるエールフランス<観客賞>を受賞し、注目を集める本作の予告映像が到着した。

92歳のバースデーパーティの席で、主役のマドレーヌ(マルト・ヴィラロンガ)のスピーチは「いままで本当にありがとう。幸せな人生だわ」という、感謝の言葉から始まった。だが、その後に続いた母の突然の宣言に娘(サンドリーヌ・ボネール)をはじめとする、集まった家族は動揺を隠せない。「2か月後の10月17日に私は逝きます――」

“最後まで自分のやり方で生きる”ことに強いこだわりを見せるマドレーヌの姿に、最初は戸惑い、考えを変えさせようと苦心していた家族も、徐々に心を動かされていくが…。

6月に日本で開催された「フランス映画祭2016」では、最高賞のエールフランス<観客賞>を受賞し、一躍注目を集めた本作。リオネル・ジョスパン仏元首相の母の人生を、作家である娘ノエル・シャトレが綴った物語を原案とし、美しく、凛としたまま人生を終える決意をした1人の女性と、その家族を描きあげる感動の物語だ。

今回解禁された予告編は、母・マドレーヌのいままでの人生と強い信念、家族への愛、それに対する家族の波乱の日々が、ポップな音楽をバックに丁寧に描かれたもの。息子からも「頑固で手強い」と評されるマドレーヌの独自の美学、チャーミングな笑顔や肉親との絆などを垣間見ることのできる、切なくも温かさに満ちた映像となっている。


また、“92歳のパリジェンヌ”を演じたマドレーヌ役のマルト・ヴィラロンガから、本作の掲げるテーマと、日本での公開についてコメントが到着している。

◆マルト・シラロンガ コメント
今回、このマドレーヌという役のオファーをもらった時は、とても嬉しかったし、他の人には絶対にとられたくないと思ったわ。この映画は実話に基づいているのだけれど、実在の彼女は素晴らしい人格の持ち主だし、この作品自身にも私の心に訴えてくるとてもリアルで力強いテーマがあった。尊厳死というのは難しいテーマだけれど、誰にでも起こりうること。いま向き合うべきものなのです。娘役を演じたサンドリーヌ・ボネールも同じ考えだったので、私たちはすぐに強い絆で結ばれたわ。

ただ、この映画の中では色々な立場や、色々な意見が描かれている。きっとお客様にも多種多様な立場や意見があるでしょう。私たちが描いたメッセージをきっかけに、皆さんの中でも会話が生まれたらと思っています。この映画に出演でき、日本で公開されることになり、とても嬉しいです。

自分らしい人生の終え方を望む母と、強い絆で結ばれた家族の愛を描く本作。こちらの映像を見た後には、あなたも大切な人と言葉を交わしたくなるかも。

『92歳のパリジェンヌ』は10月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。
《text:cinemacafe.net》

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