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満島ひかり、初のベネチア映画祭で拍手喝采! 『愚行録』

妻夫木聡と満島ひかりのタッグで描く

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『愚行録』(C)2017「愚行録」製作委員会
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妻夫木聡と満島ひかりのタッグで描く『愚行録』。この度、本作が日本から唯一の長編実写映画として「第73回ベネチア国際映画祭」オリゾンティ・コンペティション部門でワールドプレミアとなる公式上映が行われ、満島さんと石川慶監督が出席した。

本作は、ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎による直木賞候補作の同名小説を原作とし、主人公・週刊誌の記者である田中役を妻夫木聡、田中の妹・光子役を満島さんが務めたほか、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和など実力派揃いのキャストが出演。またメガホンを取ったのは、本作で長編映画監督デビューを飾った石川監督。人間関係における秘められた羨望、嫉妬、駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の“愚行”(=愚かな行為)が複雑に絡み合い、見る者の人間性が極限まで試される戦慄の群像劇となっており、予想を覆す展開に圧倒的な衝撃が走る新たなる傑作ミステリーが誕生した。

現地時間9月6日(火)、この日まず最初に石川監督、満島さん、撮影のピオトル・ニエミイスキ、オフィス北野のプロデューサー・加倉井誠人が記者会見に登場。石川監督は「まず小説を読ませていただいた時に、この小説自体が日本の縮図という感じがしました。実際、映画化するにあたって告白のスタイルで各人物がチャプターに分かれていて一人称で語っていくスタイルなのでチャレンジでしたが、映画化することには意味があると思ってお受けしました」と監督をすることになった経緯を話し、加倉井氏は「この作品をどのように解釈するのか、我々の方としましては、大きな意味ではミステリーであって、娯楽性を秘めた作品になると思っています。娯楽性の中に隠されたテーマ性、目に見えない階級社会とか無意識なものをどう感じてもらえるのかが楽しみです。見ているうちに引き込まれていくこの作品を、日本のお客様には届けていきたい」とコメント。

そして、ピンク地にゴールドの花があしらわれた華やかなPRADAのドレスで登場した満島さん。本映画祭の出席は初となる満島さんは、「船に乗っている時から雰囲気が違うと感じました。住んでみたいと思いました」とベネチアの印象述べる。本作の出演のきっかけについては、「長編を初めて撮る石川監督の誠実さに惹かれました」と明かし、「難しい題材なので、ディスカッションができる監督じゃなきゃ難しいのではと思いました。石川監督はディスカッションができる監督でした」とコメント。また、この日の上映において「とても日本的な題材を扱っているので、どこまで伝わるかなと思っています」と期待を寄せ、来年日本でに公開を控えることについては、「どう感じてもらえるのかが楽しみです。原作が人それぞれ捉える形が違ったので、映画の公開が楽しみです」と公開を待ち望んでいた。

その後フォトコールをはさみ、レッドカーペットイベントに参加した際にはサインに応じる姿も。そして、夕方からは行われたワールドプレミアには、約700名が世界で初めて鑑賞し、上映が終わると満島さんと石川監督は5分間の拍手喝采を浴び、大盛況のうちに終了した。

『愚行録』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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