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山田孝之、ビートたけしと初タッグ!肉体改造で天才脱獄犯に「破獄」

ビートたけしが“監獄の守り神”として絶対的自信を持つ看守を演じる、テレビ東京のドラマ特別企画「破獄」。このほど、たけしさんと対決する、犯罪史上未曾有の脱獄を繰り返した天才的脱獄犯役に山田孝之が決定した。

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「破獄」(C)テレビ東京
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ビートたけしが“監獄の守り神”として絶対的自信を持つ看守を演じる、テレビ東京のドラマ特別企画「破獄」。このほど、たけしさんと対決する、犯罪史上未曾有の脱獄を繰り返した天才的脱獄犯役に山田孝之が決定した。

昭和17年。東京・小菅刑務所の看守部長・浦田進の耳に、秋田で無期懲役囚が脱獄したとの情報が入る。脱獄した無期懲役囚は、かつて小菅刑務所にいて、情に厚い浦田だけには従順だったが、青森刑務所でも脱獄した経歴を持つ危険人物、佐久間清太郎だった。3か月後、佐久間は浦田の家を突然訪ねてくる。浦田に、人間扱いしない秋田の看守を訴えて欲しいと言うのだ。しかし、隙をついて浦田は通報。囚われた佐久間は網走刑務所へ収監され、浦田も網走の看守長として転任することに。こうして、浦田と佐久間の長い闘いが始まった――。

本作は、読売文学賞を受賞した吉村昭の同名小説を、『神様のカルテ』『白夜行』の深川栄洋が監督を務めて30年ぶりにドラマで映像化。関東大震災で妻と子どもを失い、生きる張り合いをなくし、脱獄阻止だけに命を燃やす看守・浦田を演じるのは、俳優としてハリウッド実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』も控えるたけしさん。

そんな彼の前に現れる脱獄犯・佐久間には、コミカルからシリアスまで幅広い演技力が高く評価され、ドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」も話題を呼んでいる山田さんが初共演。米エンターテインメント情報誌「ハリウッド・リポーター」の“世界の注目俳優10人”の1人として、日本人でただひとり紹介されたという山田さんが、かつてない天才的脱獄犯に挑む。演じる佐久間とは、青森の貧しい家に生まれ、蟹工船の雑役夫などをしていたが、土蔵破りの際、追跡してきた男を刺し殺し逮捕される。人間離れした身のこなしと腕力を持ち、過去に唯一優しく接してくれた看守・浦田を慕いつつも、幾度となく脱獄を繰り返すという男だ。

無期懲役囚の「何があろうと生きてやる」という激しい生命力、4度もの脱獄を可能にした圧倒的な体力や精神力を表現するため、山田さんは厳しい食事制限と肉体改造を敢行、他の仕事はすべて断ち、この役に没頭したという。本作では、たけしさん演じる人情派看守田と、山田さん演じる天才破獄犯の不思議な関係を通して、「命とは何か」「生きるとは何か」「人と人の絆とは何か」を映し出していく。

山田さんは「破獄」の台本を読み、「これは心身共にボロボロになるだろうな」と感じたというが、「不思議なもので(かえって)挑戦したくなるんですよね」とコメント。演じた役柄について、「佐久間はとても素直な人だと思います。その素直さからくる行動や言動が人からは理解されず、恐怖にすら感じてしまう。そう思ったので僕も素直な気持ちで佐久間として生きました」と語る。また、たけしさんについては「いままでご縁がなくお会いするのは今回が初めてでした。(監督)北野武さんとしてもお会いできる日を楽しみにしています」とも語り、次回は監督と役者としてのタッグを望んでいる様子。

「山田さんの『凶悪』という映画が好き」という本作の田淵俊彦プロデューサーは、「登場するどの悪人たちよりも、山田さんの演じるジャーナリストのほうが狂気に満ちて凄かった。だから、1つの物事に向かってゆく“がむしゃらさ”や“ひたむきさ”を演じると山田さんの右に出る俳優はいないと確信していた。山田さんは“芯の強さ”を表現させると天下一品だ。同時に“強さの中にある弱さ”を演じても秀逸だ」と絶賛。

そんな山田さん演じる佐久間の心の中には「『絶対に生き抜いてやる』という執念が居座っている」と言い、「髪の毛を丸刈りにし、凄まじいまでの肉体改造をして撮影に臨んでくれた。その演技は期待通り、狂気や痛いほどの凄烈さに満ちている。視聴者の皆さんも画面を通じてその“誰にも真似のできない力強さ”、そしてその裏側にある“いとおしいまでの弱さ”を確かめてほしい。きっと驚くはずだ」と期待を込めている。

「破獄」は2017年、テレビ東京系にて放送。
《シネマカフェ編集部》

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