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ブリー・ラーソン、ハリウッドに渦巻く女性の体型への“虐待の連鎖”に持論

ハリウッドでの女性の権利向上を求めるフェミニストの1人、ブリー・ラーソンがウェブマガジン「The Edit」でジェーン・フォンダと対談した。

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ブリー・ラーソン-(C)Getty Images
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ハリウッドでの女性の権利向上を求めるフェミニストの1人、ブリー・ラーソンがウェブマガジン「The Edit」でジェーン・フォンダと対談した。

話題はブリーが初めて女性誌の見開きページに抜擢されたときのことに。用意された衣装のサイズが、ランウェイからそのまま持ってきたモデルサイズの1種類しかなく、ブリーは「雑誌に出るためにはこのサイズじゃなきゃダメなの?」と思わずスタッフに尋ねたが、沈黙が流れたそうだ。「男性なら身体に合うスーツやシャツを仕立ててもらえるのに、女性だともし用意された衣装が入らなければ、キャリアの壁にぶち当たることになるなんて」と憤りを露わにしている。ブリーは続けて、「私たち女優はみんな、体重の数字が精神にも重圧をかける“虐待の連鎖”から抜け出したいと思っている」とジェーンに訴えた。

ジェーンはハリウッドではたびたび問題に上がる女優の「サイズ問題」を声高に叫ぶブリーに敬意を表した。2人は男女間におけるギャラの差問題などにも語り合い、ブリーはジェーンから「『No』と言える強い心」を持つようアドバイスされた。自分への扱いがひどいと感じながらもオファーされたら何に対しても「Yes」と言ってきたジェーンは「No」が言えるまでに60年かかったという。ハリウッド女優としてのキャリアを左右する強力な一言だが、自分の権利を守るための大切な言葉である。
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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