歴史ある建物が数多く立ち並ぶ、ノスタルジックな「江戸東京たてもの園」。どこを写真に収めても画になる園内から、撮影スポットとして特におすすめしたい建物3棟をご紹介します!
江戸時代から昭和中期までの建物が立ち並ぶ、ノスタルジックな雰囲気の「江戸東京たてもの園」。
敷地内には、歴史ある建物とともにさまざまな植物が季節によって表情を変え、魅力的な撮影スポットとして写真好きが多く訪れます。今回は数ある建物の中から、雰囲気も最高の3スポットをご紹介します!
銅板に彫られた花が美しい「花市生花店」
建物の前面が銅板で覆われた、看板建築のお花屋さんです。よく見ると、銅板には花が彫られており、とてもおしゃれなデザインになっています。
昭和30年代を再現した店内には造花が飾られ、花の種類は季節に合わせて変わります。異なる季節に訪れ、その移り変わりを写真に収めるのもまた一つの楽しみです。
営業当時の賑やかさを思わせる居酒屋「鍵屋」
暖簾をくぐると、壁に掛けられた当時のメニューや棚にびっしりと並べられた酒瓶、神棚に置かれた招き猫など、営業していた昭和中頃の賑やかさを思わせる小物がたくさん。
カウンターの上には調味料も置かれ、店内の雰囲気には今にも注文を聞かれそうなリアルさがあります。
写真を撮っているといつの間にかタイムスリップしたような感覚になること間違いなしです。
囲炉裏の火に趣きを感じる江戸時代の農家「綱島家」
こちらは江戸時代中期に建てられた農家のお家。
茅葺き屋根の中に一歩踏み入れると、広い土間に太い大黒柱、囲炉裏のある広間が目に入ります。囲炉裏にはボランティアの方によって火が入れられ、より一層趣きを深くしています。
取材・文/三ツ井香菜
スポット情報
- スポット名
- 江戸東京たてもの園
- 住所
- 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
- 電話番号
- 042-388-3300