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C・ノーラン監督、「ハリー・スタイルズがそこまで有名だったとは…」

クリストファー・ノーラン監督が『ダンケルク』にハリー・スタイルズを起用した当時をふり返り、「ETonline」の記者に語った。

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ハリー・スタイルズ-(C)Getty Images
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クリストファー・ノーラン監督が『ダンケルク』にハリー・スタイルズを起用した当時をふり返り、「ETonline」の記者に語った。

「僕は監督として、役に誰がふさわしいかを見出す自分の直感と能力を信じることにしている。決して重荷ではないよ」と自分の“見る目”への自信を見せた。僕はハリーと初めて接した。もちろん、子どもたちから彼の名前を聞いたことはあったけど、そんなによくは知らなかったんだよね…。(オーディションでの)彼には、映画俳優としての真実味があり、細やかで、なにより圧倒的なカリスマ性があると感じたんだ」。ノーラン監督の期待通り、ハリーは撮影現場で演技に真剣に取り組んだ。トップアイドルの雰囲気は封印し、マーク・ライランスなどの名優に囲まれながら、学ぼうという姿勢が素晴らしかったとのこと。

「ワン・ダイレクション」のアイドルであるハリーをキャスティングしたことに、一部批判の声も上がった。しかし、ノーラン監督のキャスティングに対し、そういった声が上がったのは今回が初めてではない。『ダークナイト』で故ヒース・レジャーを起用した際も同じく物議を醸したが、結果的にはヒースはアカデミー助演男優賞を獲得し、絶賛された。

ノーラン監督は観客に、劇中でのハリーの「繊細で誠実、リアルな演技に集中して見てほしい」と願っているそうだ。
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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