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井浦新の狂気にイタリア観客も驚きの声! ローマ国際映画祭に登場

「舟を編む」で知られる三浦しをんの小説を映画化した『光』が現在開催中の「第12回ローマ国際映画祭」のオフィシャル・セレクションに公式招待…

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『光』ローマ国際映画祭(C)三浦しをん/集英社・(C)2017『光』製作委員会
『光』ローマ国際映画祭(C)三浦しをん/集英社・(C)2017『光』製作委員会
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「舟を編む」で知られる三浦しをんの小説を映画化した『光』が、現在開催中の「第12回ローマ国際映画祭」のオフィシャル・セレクションに公式招待。10月31日(現地時間)に公式上映が行われ、現地には主演の井浦新と大森立嗣監督が参加した。

10月25日(現地時間)から開催中の「第12回ローマ国際映画祭」。本作は、25年前、消滅したはずの「罪」を携えて男がやってきた。果たして、その男の目的とは…。心に潜む闇を徹底的に描いた苛烈なる人間ドラマだ。今回、公式上映前には記者会見が行われ、そこでは25年前に14歳で人を殺してしまった主人公がその怪物性から抜け出せないという、“日常に潜む暴力”というテーマが中心となっていた。

大森監督は、「理性的に生きていることが当たり前な世の中で、生物的な強さや生命力を失われているような気がしています。それをおざなりにして生き続けることの息苦しさを誰もが感じているのではないでしょうか。豊かになったことによって、もしかしたら失ってしまったかもしれない人間の、本能的な部分を出したいと思いました」と映画に込めた思いをコメント。

また、井浦さんへは“演じていて難しいと感じた部分が多かったのでは”という質問がとび、「暴力を描いてはいますが、演じている中で暴力を通して共演者と近づいていく感覚もありました」と明かし、「共演者とも本能的にお芝居をしたということが新しい発見でした。ですので、演じていて難しいとは感じたことはありませんでした」と語っていた。

その後行われた公式上映では、主人公演じる井浦さんが狂気を見せるラストでの暴力シーンで、その突然さと暴力性に観客は驚きの声を上げる場面も。また、上映後はエンドロールも座席を立つこともなく、拍手喝采を浴びた。

そして上映後、観客へのインタビューでは「とにかく力強い作品。俳優たちの演技がとにかく素晴らしい」との声が寄せられていた。

『光』は11月25日(土)より新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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