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自分らしく生きたい!すべての人に贈る『ナチュラルウーマン』予告編

チリを舞台にトランスジェンダーの女性を描き、「ナショナル・ボード・オブ・レビュー」外国語作品TOP5、「ハリウッド・レポーター」誌が予想するアカデミー賞外国語映画賞有力候補に選出されるなど、早くも大きな注目を集める

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『ナチュラルウーマン』 (C)2017 ASESORIAS Y PRODUCCIONES FABULA LIMITADA; PARTICIPANT PANAMERICA, LCC; KOMPLIZEN FILM GMBH; SETEMBRO CINE, SLU; AND LELIO Y MAZA LIMITADA
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チリを舞台にトランスジェンダーの女性を描き、「ナショナル・ボード・オブ・レビュー」外国語作品TOP5、「ハリウッド・レポーター」誌が予想するアカデミー賞外国語映画賞有力候補に選出されるなど、早くも大きな注目を集める『ナチュラルウーマン』。本作待望の予告編が、シネマカフェに到着した。

>>あらすじ&キャストはこちらから

どれほど揺るぎない絆を結んでいても、法で守られていないパートナーシップの社会的脆さや、ジェンダー・アイデンティティを拒絶する人々について描き、現在の不寛容な空気に一石を投じる本作。逆境の中でも、自分らしく生きようとするヒロインを演じたのは、自身もトランスジェンダーである歌手のダニエラ・ヴェガ。監督は、『グロリアの青春』で知られるチリ映画界が生んだ俊英セバスティアン・レリオ。

すでに海外では、「ナショナル・ボード・オブ・レビュー」ほか、「インディペンデント・スピリット・アワード」Best International Film部門ノミネート、ハリウッド・レポーター誌が選ぶ“今年のベスト演技5”(ダニエラ・ヴェガ)、「メタクリック」が選ぶベスト映画2017第3位に選出されるなど、熱い注目が集まっている。

このたび到着した映像では、年上の恋人であるオルランドの急死により、絶望の淵に立たされるマリーナの悲痛な姿を捉えていく。マリーナが歌う、ヘンデルのアリア「オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰よ)」に乗せて思い返されるのは、オルランドとの幸せだった日々。誕生日祝いに交わされた、「イグアスの滝を見に行こう」という約束――。

だが、最愛のパートナーを失った悲しみの最中、警察からは身体検査を強要され、オルランドの息子や血縁者たちはマリーナを街から追い出そうとする。彼の元妻からも「お通夜にも葬儀にも来ないで」と拒否されるマリーナだったが、愛する人に最期の別れを告げたい、という切なる想いが彼女を突き動かしていく。


南米アルゼンチンを旅するゲイカップルを描いた、ウォン・カーウァイ監督作の名作『ブエノスアイレス』を想起させるような“イグアスの滝”の映像に加え、人生の“向かい風”を象徴するかのようにマリーナが嵐の中を歩いていくシーンは、非日常とリアリズムが融合したラテンアメリカ独特のマジックリアリズムを映し出す。“向かい風”にも凛と立ち向かうマリーナの姿は美しく、まさしく「私らしく、私を生きる」という力強いメッセージに溢れた予告編となっている。

『ナチュラルウーマン』は2018年2月よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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