ダイアナ妃の元お抱えフォトグラファーにセクハラ発覚
ファッション業界で活躍する25人の写真家のセクハラ行動が暴露された。「ボストン・グローブ」紙が伝えている。
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今回、セクハラ加害者として摘発された中でも目を引くのはパトリック・ドゥマルシェリエだ。現在74歳、フランス出身のパトリックはファッション業界で数々の功績を残してきた。『プラダを着た悪魔』ではメリル・ストリープとアン・ハサウェイ演じるミランダとアンディのセリフの中に登場し、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではサラ・J・パーカー演じるキャリーを撮影する『VOGUE』誌の写真家としてカメオ出演も果たした。
また、故ダイアナ妃自らのリクエストにより、1989年から亡くなるまでの間ダイアナ妃の写真家として活躍したことでも名前を馳せた。王室がイギリス人以外の写真家を起用したのはパトリックが初めてだった。
そんな有名写真家のパトリックが、少なくとも7人の女性からセクハラ被害を訴えられている。1人は元アシスタントの女性で、パトリックの“要望”に応えなければクビにすると脅されていたという。中にはモデルもおり、ほかのモデルの胸をつかむことや自分の性器を無理やり触れさせるなど、嫌がることを強要してきたと言われている。これらの話に対し、パトリック本人は完全に否定している。