【ドラマニア】予想を超える展開にドキッ! 冬クール「勝手にベスト3」

めくるめく展開の早さが大きな話題を集めた、2018年冬クール。SNSの発展に寄り視聴者の結末予想が加速する中、今期は制作者側の「簡単に見破られてたまるか!」という熱意が脚本から感じられるドラマが多かったような気がします。

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「アンナチュラル」(c)TBS
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めくるめく展開の早さが大きな話題を集めた、2018年冬クール。SNSの発展に寄り視聴者の結末予想が加速する中、今期は制作者側の「簡単に見破られてたまるか!」という熱意が脚本から感じられるドラマが多かったような気がします。

そこで今日は、全ての作品をチェックするドラマニアな筆者が選ぶ“勝手にベスト3”をご紹介。冬クール作品の魅力をふり返っていきましょう。

■第1位:“当たり前”に固執しない、確固たる生き方
法医学ドラマの真骨頂「アンナチュラル」



「アンナチュラル」第1話-(C)TBS「アンナチュラル」第1話-(C)TBS
石原さとみさん演じる主人公の法医学者・三澄ミコトが、自らの手で死の要因を暴き真実を塗り替えていくヒューマンミステリー「アンナチュラル」。司法解剖を扱ったこれまでの作品では、その死因――いわゆるトリック部分に焦点を当てることが多かったのですが、本作はそこが一味…いや二味違いました。事件の背景に潜む苦々しい現実、それに付随して揺れ動く人々の心の葛藤を非常に丁寧に描いていたのが印象的。息つく暇もないほどに展開する物語から、片時も目が離せませんでしたね。

そんな不自然死究明研究所(通称UDIラボ)に勤めるのは、個性派揃いの精鋭たち。普通であれば心折れてしまうだろう絶望的な状態でも、決して諦めない――それぞれが過去に大きなトラウマを乗り越えてきたからこそ、弱き者の声…真実をのみ込まざるを得ない人々の本音に耳を傾ける確固たる“強さ”を持っているメンバーの背中が眩しかった! 「辛く悲しいときだからこそ、まずは美味しいものを食べる」というミコトの台詞が代表するように、胸の奥に響く物語となっていましたね。死の原因を探っていくうち、自ずと生きることの意義が沁みこんでくる…とても学び多き一作でした。

■第2位:恋は“普通”じゃつまらない…!?
男女の真理を絶妙に突く「きみが心に棲みついた」



「きみが心に棲みついた」-(C)TBS「きみが心に棲みついた」-(C)TBS
運命の恋は決して一筋縄ではいかない…そんなハラハラ・ドキドキが存分に詰まった、究極の三角関係ラブストーリー「きみが心に棲みついた」。回を追う毎、雪だるま式に増えていく“こじらせ男女”の存在――「もしかしたら私にも、その要素があるかも!?」と身につまされた方も多いのではないでしょうか。

吉岡里帆さん演じる主人公・今日子は過去のトラウマから自己評価がとにかく低く、何事にも疑心暗鬼してしまう超マイナス思考体質…なのですが、これまでのドラマと決定的に違うのは、こと恋愛になると人が変わったように猪突猛進! 実は、究極の“魔性タイプ”だということ(笑)。初対面で愛の告白、翌日からは異様な数のメール攻撃…通常タブーとされている押しの一手を、顧みることなく打てるのが彼女のスゴイところ。普通なら怖気づいてしまうアレコレを、マイナス思考を逆手にグイグイ攻めていきます。気がつくと無意識のうちに、周りの男性が「つい目で追ってしまう」「危なっかしくて放っておけない」と心を鷲掴みにされている。これぞまさに、リアルな“恋愛あるある”ですよね~。

思いも寄らない方へ転がっていくから、虜になってしまう! 本作に登場する人物はいずれもちょっと度を越しがちではありますが…つい建前に気をとられがちな現代人にとっては、見習うべき点も多かったような気がします。何事も程々に――自分の心には正直に有りたいものですね。

■第3位:“破天荒”が過ぎる! 爆笑エリート家族
兄姉弟の絆に思わずホロリも…「もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~」


「もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~」「もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~」
超エリート3兄姉弟が、一家に振り掛かる些細な事件を全力で風化させていく痛快コメディー・ホームドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」。法律や常識よりも「家族が幸せであること」「家族の平穏を守ること」が優先されるというばかばかしくも眩しい愛の物語に、毎話笑顔をもらい…時に泣かされることも。そのバランスが何とも絶妙で、病みつきになる一作でした。

家族全員が東京大学を卒業。その後、長男・博文(小澤征悦)は心臓外科の名医になり、長女・知晶(波瑠)は敏腕弁護士に。「残されたエリート職は警察官だ」という謎の勧めで警視庁を目指した末っ子・秀作(山田涼介)でしたが、根っからの真面目気質に兄姉からは「だからお前はつまらないんだ」とイジられる始末。このままでは意中の相手にも飽きられてしまうと考えた秀作は、危険な香りをまとう“大人の男”を目指すべく―― 時に法を犯すスレスレ(たまにアウト)な道を選びながら、愛する人たちのために奔走していきます。

そのやり方は世間の常識を度外視したものも多く、苦悩に眉をひそめる山田さんの変顔が最高に面白かったです(笑)。かと思えば号泣シーンも多く、くるくると変化する喜怒哀楽の表情が流石! シリアスからド・コメディまで 、そつなくこなす彼の真骨頂とも言える作品になりました。ジャニーズ切っての演技派――今後の活躍に、期待が高まりますね。

以上、いかがでしたか?

次回は来クールのおすすめをピックアップしてご紹介! お楽しみに~。
《text:Yuki Watanabe》

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