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【ドラマニア】衝撃の“真実”が明らかに…春クール「勝手にベスト3」

春クールのドラマも、まもなく終了の時を迎えます。今期は胸の奥がギュッと痛くなるような、切ない作品が多かったような気がしますね。

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ディーン・フジオカ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」(C)フジテレビ
ディーン・フジオカ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」(C)フジテレビ
  • ディーン・フジオカ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」(C)フジテレビ
  • 「シグナル 長期未解決事件捜査班」 (C) カンテレ・フジテレビ
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  • 吉高由里子/「正義のセ」
  • 「正義のセ」 (C) NTV
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  • ディーン・フジオカ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」(C)フジテレビ
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春クールのドラマも、まもなく終了の時を迎えます。今期は胸の奥がギュッと痛くなるような、切ない作品が多かったような気がしますね。そこで今日は、ドラマニアな筆者が選ぶ“勝手にベスト3”作品をご紹介していきましょう。現実の影に潜む、本当の正義とは…? 

■第1位:“完璧な未来”への道のりは遠い「シグナル 長期未解決事件捜査班」



「シグナル 長期未解決事件捜査班」 (C) カンテレ・フジテレビ「シグナル 長期未解決事件捜査班」 (C) カンテレ・フジテレビ
韓国で数々の賞を受賞したサスペンスドラマの日本版「シグナル」。電池が入っていないのに繋がる謎の無線機を通じて、現在と過去――三枝(坂口健太郎)×大山(北村一輝)2人の刑事が未解決事件の“未来”を変えていくスリリングな展開が、非常に魅力的な一作。見終えた後、「続きが気になる…」と一週間悶々するドラマの醍醐味を味わわせて頂きました。

「シグナル 長期未解決事件捜査班」 (C) カンテレ・フジテレビ「シグナル 長期未解決事件捜査班」 (C) カンテレ・フジテレビ
無線機の交信で過去が変わる度、現在に及ぼされる余波がとにかく緻密で…。過去を良い方へ変えようと模索すればするほど、予期せぬ悲しい未来が新たに発生してしまうジレンマ。時に大きな壁にぶち当たりながらも、「大切な人の命を救いたい」一心で前だけを向いて突き進んでいく二人の背中に勇気をもらった人も多いのではないでしょうか。最終回も決してハッピーエンドというワケではなく、意味深な謎を残す形で締めくくられましたね! いつかこの続きがみられる日まで、また悶々として日々が始まりそうです。

■第2位:如何なる時も“公平な心”で真実を追い求める「正義のセ」



「正義のセ」 (C) NTV「正義のセ」 (C) NTV
阿川佐和子さんの同名小説をドラマ化した「正義のセ」、とても爽快な見心地でした。世の中に少なからず存在する権力関係に対し、如何なる時も“公平”な目線で立ち向かう主人公の新人検事・凜々子。どんなに風当りが強くとも、「人の心に寄り添う」信念の元、決して歩みを止めない彼女の姿勢が太陽のような心地良い暖かさを届けてくれる――水曜10時枠らしい作品と言えるでしょう。

吉高由里子/「正義のセ」「正義のセ」主演の吉高由里子
事件ひとつひとつの完成度が高いことは勿論、登場人物たちの背景、恋模様など、見る度に進化していく関係性が非常に面白かったです。凜々子と二人三脚で事件を解決する担当検察事務官・相原役に安田顕さん、同じ支部に所属する先輩検事・大塚役に三浦翔平さん、凜々子の父役に生瀬勝久さんと、脇を固める男性陣が個性豊かな方々ばかりだったので、特に食事のシーンなど、細かな演技の変化に注目して見ることをおすすめします。恋愛面でまだいくつか未回収のポイントもありますので、続編制作の確度が高めの作品と言えるかも…? 楽しみですね。

■第3位:涙無しでは見られない“悲劇”の連鎖「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」



ディーン・フジオカ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」(C)フジテレビ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」(C) フジテレビ
最終回2時間SPの放送後、その怒涛の展開がSNSなどで大きな話題を呼んでいる「モンテ・クリスト伯」。息つく暇もないとはまさにこのこと! 1話から散りばめられてきた全ての伏線が、スーッと一本に繋がる達成感――しかしながら同時に、「いつ、どこで、誰が、何を間違えてこうなってしまったのか」“悲劇”過ぎる展開に胸が苦しくなる…記憶に焼きつくドラマとなりました。

「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」(C) フジテレビ
無実の罪で15年間もの間、つらい獄中生活を余儀なくされた主人公・暖(ディーン・フジオカ)。惨く奪い去られた未来を取り戻すべく、自分を陥れた三人の男(大倉忠義/新井浩文/高橋克典)への復讐を誓うのですが…非情なやり方で彼らを絶望の淵へ追い込めば追い込むほど、「一度失った未来は、どう足掻いても戻ってこない」という悲しい現実だけがポツンと取り残される切なさ。その状況がどんなに不条理であれ、前を向くことでしか歩みを進めることはできないのだという深い学びがありました。“悲劇”の連鎖を止めるのは、やはり“愛”――目まぐるしく展開する怒涛の最終回、見逃したという方はいまからでも是非チェックしてみてはいかがでしょうか。

ディーン・フジオカ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」(C)フジテレビ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」(C) フジテレビ
次は、いよいよ夏クール。おすすめのドラマをご紹介してきます~。お楽しみに!
《YUKI》

三度の飯よりドラマが大好き YUKI

テレビ局での勤務を経て、フリーに転身。毎クール全ての作品に目を通す【ドラマニア】としてコラムを執筆している。近年はシナリオライターとしても活動の幅を広げており、乙女ゲームをはじめ、CMや謎解きなど、ジャンルを問わず様々な企画に挑戦中。

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