歌手のティナ・ターナー(78)の長男クレイグ・レイモンド・ターナーさんが亡くなった。7月3日(火)午後12時38分(現地時間)、カリフォルニア州の自宅で遺体が発見された。死因は、銃による自殺とみられている。享年59歳。「ET online」によれば、今後、検死と警察による調査が行われる予定だという。クレイグさんはティナが18歳のときにバンド「キング・オブ・リズム」のサックス奏者レイモンド・ヒルとの間にもうけた子ども。ティナはその後、同バンドのメンバーのアイク・ターナーと結婚し、アイクはクレイグさんを養子として迎え、名字を与えていた。クレイグさんは生前、カリフォルニア州のサンフェルナンド・バレーで不動産業に携わっており、自身のFacebookでも仕事ぶりをアピールしていた。また、ティナとの関係は良好だったようで、ツーショットやティナが2013年に再婚したアーウィン・バッハとの写真も掲載。Facebookは6月2日まで更新されていた。現在のところ、クレイグさんが自ら命を絶った理由は不明だが、2005年にティナはクレイグさんについて「とても感情的な子どもだった」と語っている。後にティナが“DV夫”であったことを明かしたアイクとの結婚生活において、クレイグさんは虐待されているティナにいつも「お母さん、大丈夫?」と心配していたという。