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“非日常への扉”を開く…、ポルシェのスタイルに魅せられて

映画とスポーツカーは、とても相性がいい。切ない男女の恋愛を官能的に彩ったり、激しいカーチェイスにエレガンスを添えたり。

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“非日常への扉”を開く…、ポルシェのスタイルに魅せられて
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映画とスポーツカーは、とても相性がいい。切ない男女の恋愛を官能的に彩ったり、激しいカーチェイスにエレガンスを添えたり。風と一体化するかのように、極限まで無駄のそぎ落とされた美しい流線形は、映画に登場する麗しきセレブリティたちに引けを取らない存在感を放っている。

なかでも、ポルシェは別格だ。車に疎い私でも、かっこいい車の代名詞であることは知っていた。そういえば、キアヌ・リーブスの愛車もポルシェの「911」だ。

銀幕のスター並みに遠い存在だったポルシェに、「乗ってみませんか」と誘われたのはほんの少し前のこと。「911カレラS」「718ケイマンGTS」「カイエン」「パナメーラ」の4台を、「Response」「INSIDE」「マネーの達人」の編集長たちと乗り継いで、東京~軽井沢~野尻湖まで走行し、湖畔のホテル「エル・ボスコ」に宿泊。翌日は逆ルートを辿るという往復600kmの道のりだ。ペーパードライバーの私は、助手席でポルシェの世界観を体感することになった。


そのときめきはまさに、“非日常への扉”



4台のポルシェが並ぶ様子は壮観だ。初めて間近に見る姿は、とにかく美しい。性能とか、走りとか、そういったことはわからなくても、静かにエンジンをかけられるのを待っている姿に、不思議と高揚感を覚える。


まずは、「パナメーラ」で軽井沢に向かう。ポルシェ唯一のセダンでありつつ、もちろんカテゴリーはスポーツカーだ。うっとりするほど手触りの良い革のシートに座り、出発。発進も静かでスムーズだ。スポーツカーは運転する人にとって楽しい車、というイメージが強い。けれど、これは同乗者にとっても快適だ。地面の凹凸すらほとんど感じない。さらには、自動追従装置がついていたり、環境に配慮したハイブリッド車であったりと、時代に合わせて進化している車という印象を受けた。


野尻湖に到着すると、夜はホテル「エル・ボスコ」で、ゆっくり3人の編集長たちとそれぞれのポルシェ体験を共有して過ごす。美しいスポーツカーで、湖畔のラグジュアリーリゾートへ。乗った瞬間からときめきを感じさせてくれるポルシェはまさに非日常への扉。そんなところが、映画と似ているかもしれない。

多くの車の中に紛れたときにこそ際立つ、美しさ




帰りは、SUVの「カイエン」へ。凹凸のある山道でも、安定感のある走り。車高が高いのでとにかく視界が広い。野尻湖~軽井沢までのすっかり紅葉した木々を眺めながら景色を楽しむ喜びもある。家族でのドライブにもぴったりだろう。


軽井沢~東京までは、いよいよ伝説的スポーツカー「911」に。加速しても揺らぐ感覚がなく、なめらかに移動する。「思ったとおりの動きをしてくれる」「車と一体になる」という感覚を味わってみたいと感じ始めている自分に驚いた。

ポルシェを美しい車だと感じてはいたけれど、並走する他モデルを見かけたとき、サービスエリアで停まっているときなど、多くの車の中に紛れたときこそ、その美しさは際立っていた。

東京が近づくにつれ、離れがたい気持ちがわいてくる。それは、愛着とも呼べるもの。

乗り心地の良さとか、かっこ良さだけでは説明がつかない。何か、有機的な繋がりが芽生えなければ生まれない感情だ。素晴らしい映画を観たときに、エンドロールで感じる名残惜しさにも似ているかもしれない。ポルシェは極めて愛着を抱きやすい存在なのだ。それは試乗しなければ分からなかったこと。いつかはポルシェ。車好きがそういう意味も今ならわかる。

ポルシェに込められた哲学・美意識に触れた2日間




大胆かつ繊細。ポルシェの魅力を知れば知るほど、なぜ多くの映画に登場するのかがわかるような気がした。それは、車が服や装飾品以上に乗る人を雄弁に物語るからだろう。車というあくまでも人を運ぶ道具にも、美しさや、喜びを求める人は、揺るぎない美学を持っているはずなのだ。

本物を知ることは、審美眼を磨くことでもある。それが、自分なりの指標や美学を形作り、そういった軸によって、人生は豊かに育まれていく。ポルシェに込められた哲学を知り、その美意識に触れることは、きっとその一部なのだ。映画やアートについても同じことだ。


映画を観なくても人は生きていける。車だって走りさえすればいいのかもしれない。でも、人生を豊かにしているのは、人間の心の奥深くに作用するとてもエモーショナルなものたちなのだ。だから人は、心震わす映画を、官能を刺激する車を求めてやまないのかもしれない。

試乗の様子は動画でもご覧いただけます。




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《シネマカフェ編集部》
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