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甲本雅裕主演、“どこにでもある物語”描く『高津川』全国公開へ

『白い船』『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の錦織良成監督作『高津川』が2020年4月3日(金)より全国公開が決定した。

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『高津川』(C) 2019 映画「高津川」製作委員会
『高津川』(C) 2019 映画「高津川」製作委員会
  • 『高津川』(C) 2019 映画「高津川」製作委員会
  • 『高津川』(C) 2019 映画「高津川」製作委員会
中国地方にて先行公開された、『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』『たたら侍』の錦織良成監督作『高津川』が2020年4月3日(金)より全国公開が決定した。

斎藤学は山の上の牧場を経営している。歌舞伎の源流ともいわれる「神楽」の舞いは地元の誇り、息子の竜也が神楽の稽古をさぼりがちなことから、多くの若者のように自分の息子もこの地を離れることを心配している。そんなとき、学の母校である小学校が閉校になることを知らされ――。

『高津川』(C) 2019 映画「高津川」製作委員会
本作は、一級河川としては珍しいダムが一つも無い日本一の清流「高津川」を舞台に、人口流出に歯止めのかからない地方の現実の中、歌舞伎の源流ともいわれる「石見神楽」の伝承を続けながらも懸命に生きる人々の日常を描いた映画。

11月29日より中国地方6館にて先行公開されると、2週目にはミニシアターラインキングで6位にランクイン。幅広い世代の人たちが本作を鑑賞するため、劇場に足を運んでいる。

主演は、「踊る大捜査線」「遺留捜査」シリーズの甲本雅裕。今作が劇場映画初主演となり、無口で不器用な父親・斎藤学を演じている。

また、ヒロインには「ショムニ」「anego」「空飛ぶタイヤ」の戸田菜穂。そのほか、大野いと、田口浩正、高橋長英、奈良岡朋子らが等身大で演じている。

今作はどこかの特別な話ではなく、誰にでも起こる、どこにでもあるもの。「誇り」「伝承」「命」――。何を守り、何を繋げ、どう生きていくのか。これは、大切なものを守り、懸命に生きようとする人々の物語である。

『高津川』は2020年4月3日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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