北欧から届いたおすすめ映画『オリ・マキの人生で最も幸せな日』『リンドグレーン』ほか

“幸せの国”といわれる北欧の国々で、主人公たちが見つけ出した“本当に大切なもの”とは? いまの時期におすすめの北欧映画3作品を紹介。

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『オリ・マキの人生で最も幸せな日』 (C)2016 Aamu Film Company Ltd
  • 『オリ・マキの人生で最も幸せな日』 (C)2016 Aamu Film Company Ltd
寒さが一段と増すこの季節にぴったりな、北欧を舞台にしたほっこりと心温まる映画が続々と公開される。世界的に有名な児童文学作家の知られざる若かりし日々を描いた伝記映画や、世界タイトル戦を前に恋に落ちてしまった実在のボクサーを描いたラブストーリー、年老いた美術商の男が問題児の孫と一緒に署名のない肖像画の作者を見つけ出すヒューマンドラマなど、タイプは異なれど、どの作品でも共通するのが、主人公たちが困難な状況を乗り越えようとする中で本当に大切なものに気づいていくこと。

“幸せの国”といわれる北欧の国々で、主人公たちが見つけ出した“本当に大切なもの”とは一体何なのか? その答えを見つけるヒントになる、おすすめ北欧映画3作品をご紹介。

スウェーデンが生んだ世界的作家の若き日を描く『リンドグレーン』順次公開中



「長くつ下のピッピ」「やかまし村の子どもたち」「ロッタちゃん」など世界中で読み継がれている児童文学作家のアストリッド・リンドグレーンの10~20代の若かりし日々を描く。『リスボンに誘われて』『愛の風景』などのデンマークの巨匠ビレ・アウグストの娘アルバ・アウグストが主演。

スウェーデンのスモーランド地方の豊かな自然の中で伸び伸びと育ったアストリッドは思春期を迎え、次第に教会の教えや倫理観、保守的な田舎のしきたりや男女の違いに息苦しさを覚えはじめる。文才を見込まれ、勤め始めた地方新聞社で彼女の才能は開花するが、予期せぬ方向へと彼女の人生が進んでいく――。

フィンランド発・モノクロのラブストーリー『オリ・マキの人生で最も幸せな日』1月17日公開



1962年、夏。パン屋の息子オリ・マキは、世界タイトル戦でアメリカ人チャンピオンと戦うチャンスを得る。ヘルシンキの明るい陽射しの中、お膳立ては全て整い、あとは減量して集中するだけ。そんな時、オリはライヤに恋をしてしまった! 国中の期待を背負うオリにとって、最も幸せな日とは? 勝利なのか、それとも…?

往年のヌーヴェルヴァーグを思わせる、モノクロの16mmフィルムで実在のボクサーの人間味溢れるエピソードを瑞々しく描き、第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリを受賞したユホ・クオスマネン監督の長編デビュー作。主人公のオリ・マキを『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』のヤルコ・ラハティ、ライヤを歌手としても人気のオーナ・アイロラ。マネージャー役を『ボーダー 二つの世界』のエーロ・ミロノフが演じている。

名画が結ぶ家族のドラマ『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』2月28日公開



年老いた美術商のオラヴィは、長年音信不通だった娘に頼まれ問題児の孫オットーを職業体験のため数日預かることに。オークションで1枚の肖像画に目を奪われるが、絵にはサインがなく作者不明のまま数日後のオークションに出展されるという。オットーと共に絵の作者を探し始めたオラヴィは、その絵が近代ロシア美術の巨匠イリヤ・レーピンのものと証拠を掴む。オークションに向け資金集めに奔走する一方、娘親子のこれまでの苦労を知り…。『こころに剣士を』などを手掛け、“フィンランドを代表する監督”と称されるクラウス・ハロ監督の最新作。
《text:cinemacafe.net》

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