増岡さんは、「サイボーグ009」のジェロニモ・ジュニア/005役や、「サザエさん」のフグ田マスオ役、「それいけ!アンパンマン」のジャムおじさん役など人気キャラクターの声を担当。「百獣戦隊ガオレンジャー」をはじめ特撮作品や、海外作品の吹き替え、また俳優としても「太陽にほえろ!」などに出演。
昨年8月にはマスオ、ジャムおじさんの卒業が報じられ、それぞれ田中秀幸、山寺宏一が交代していた。
1978年6月より2019年8月18日まで、40年以上の長きに渡りマスオ役を務めた増岡さん。後任の田中さんは「増岡さんとは昔からたくさんの番組でご一緒させて頂きました。優しい笑顔、楽しいお話し、穏やかなお人柄。全部ずっと覚えています。どうぞ安らかにお眠り下さい」とコメント。
「サザエさん」スタッフも「カッコいい自慢の夫であり、家族思いの父親であり、気遣い上手な娘婿であり、頼れる義兄でもあるマスオさん。いつも穏やかで優しく、ユーモアにあふれた増岡さんの人柄そのものでした。これからも『サザエさん』スタッフ一同、マスオさんというかけがえのない家族の一員を、大切に描きつづけていきたいと思います。長い間、本当にありがとうございました」と寄せている。
なお、すでに家族葬が執り行われたそうで、お別れ会に関しては、故人の意思により執り行わないという。
また、SNSでは「それいけ!アンパンマン」の共演者らから追悼のコメントが上がっている。
増岡弘さん
— 佐久間レイ (@REISAN_no_HEYA) March 26, 2020
32年間 隣の席で
自然の美しさに心を開き 人生を喜んで生きる事の大切さを教えて下さいました
「おいしくなぁれ」と想いを込めて声を合わせる楽しさ、忘れません
人生は良い時ばかりじゃない。だからこそ笑顔は宝物
永遠のジャムおじさん
ありがとうございました
いってらっしゃーい pic.twitter.com/WjBh8DsVcz
大好きな師匠。
— かないみか (@MIkAKANAI3018) March 26, 2020
いつも優しくて休憩時間のおしゃべりが楽しくて。
ママとの思い出もいっぱい聞かせていただきました。
「みかちゃん、梅酒を作る時は、ホワイトリカーじゃなくて、甲類はダメ、乙類の焼酎で作るんだよ」
教えのとおりにしていますよ。
ずっとずっと大好き#増岡弘#ジャムおじさん pic.twitter.com/vRHAbEWKd3