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ドーナル・グリーソン、『ピーターラビット2』では“父性”が重要なテーマに

『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』でマグレガー役を演じたドーナル・グリーソンから、本作の重要なテーマの1つである「父と子」について語ったインタビューが到着。

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『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』
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シリーズ累計発行部数全世界2億5000万部を超える絵本をハリウッドで実写映画化した『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』。この度、「父の日」を記念して、本作でマグレガー役を演じたドーナル・グリーソンから、本作の重要なテーマの1つである「父と子」について語ったインタビューが到着した。

>>『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』あらすじ&キャストはこちらから

前作のラストで恋を成就させ今作ではビア(ローズ・バーン)と結婚したトーマス・マクレガー。今作ではピーターたちの“父親”代わりになろうとするも、度が過ぎるほど真面目な性格ゆえにピーターからは“父親気取りでうんざり”と煙たがられ、空回りばかりしてしまうマグレガーを、ドーナル・グリーソンがユーモアたっぷりに演じている。

『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』
前作では対立関係にあった両者だが、相手を知ろうとすることで“父(マグレガー)と子(ピーター)”として共闘する関係性へと変化していくことも本作では重要なテーマとして意識していることをドーナルが語る。

「子ども時代を実の家族と過ごしてこなかったマグレガーは“本物の家族”を欲しています」と言う。ただ、「“動物と人間は違う”と考えていた彼に対して、ビアには動物と人間との違いがまったく見えていないんです」と語り、ビアへの愛情ゆえにその気持ちを頭で理解しようとしていたものの、自分の気持ちが追いつかず、それが空回りの原因だったと思う、とその理由を語る。

『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』
しかし「ウサギたちが危険にさらされると知ると、マグレガーは自分の家族を救うために行動を起こします。父親なら誰もがそうするように」と、頭でっかちだったマグレガーが相手を思いやる気持ちを知ることで、自然に“父親”へと変化していく様子を見てほしいと言う。

『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』
製作総指揮のダグ・ベルグラッドも『ピーターラビット』の映画が心に響く理由は「すごく愉快で楽しい作品でありながら、誰もが抱えているような重要な心の問題を、逃げることなく掘り下げているからなんです」と語る。そして、「本作でピーターは、本当の自分自身に気づくことを余儀なくされます。それと同時に、ビアとマグレガーの間にやがて生まれてくるはずの人間の赤ん坊によって、自分の存在を脅かされることにも立ち向かわなければいけないんです」と明かす。

プロデューサーのヒルデブランドも同様に、「ビアトリクス・ポターの物語を読むと、彼女がまったく手心を加えていなかったことに気づきます。(※実際、絵本「ピーターラビットのおはなし」シリーズでも、人間に捕まってピーターの父親はパイにされてしまう)彼女の物語には普遍的で心温まる物語でありながらも、シリアスなものが含まれていて、私たちもその点に忠実であろうとしました」とその想いを述べた。

『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』
今作でのピーターは、湖水地方の“父親”気取りのマグレガーよりも、都会で出会った“自分のことを初めて認めてくれた”地下組織の大ボスうさぎ・バーナバスに、やがて“父親”に寄せるような気持ちを抱くようになる。「バーナバスにもっと認めてもらいたい! 褒めてもらいたい!」ピーターのそんな純粋な気持ちがエスカレートし、やがて湖水地方の本当の家族や仲間を巻き込んで、事態は思わぬ方向に…。

「ピーターとビアとトーマスを見て、彼らから何かを学べるよう、そして3人の中に自分自身を見ることができるようにしました」と、ヒルデブランドが語る“家族”のストーリーとしても注目だ。

『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』は6月25日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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