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『ブラック・ウィドウ』滑り出し絶好調、北米オープニング興収がコロナ禍で最高額

幾度もの公開延期を経てついに封切りを迎えた『ブラック・ウィドウ』が、コロナ禍で公開された映画の中で最高額となる北米オープニング興収をたたき出した。

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『ブラック・ウィドウ』(c)Marvel Studios 2021
『ブラック・ウィドウ』(c)Marvel Studios 2021
  • 『ブラック・ウィドウ』(c)Marvel Studios 2021
  • スカーレット・ヨハンソン (C) Getty Images
  • サンディエゴのコミコンでMCUの発表 (C) Getty Images
幾度もの公開延期を経てついに封切りを迎えた『ブラック・ウィドウ』が、コロナ禍で公開された映画の中で最高額となる北米オープニング興収をたたき出した。北米興収は8000万ドル(約88億円)、海外地域での興収は7880万ドル(約87億円)で、合計すると世界興収は1億5880万ドル(約175億円)だった。

さらに、今作は劇場公開と同時(アメリカでは)にDisney+でも配信を開始しており、会員が「プレミア アクセス」料金の30ドルを支払うことで鑑賞が可能に。ディズニーは、『ブラック・ウィドウ』のオープニング期間中の配信による収入が6000万ドル(約66億円)だったことを発表した。これまでにディズニーが映画作品のオープニング配信収入を発表したことはなく、異例のこと。

ディズニーの重役アラン・バーグマンは、「映画ファンが2年ぶりの新しいマーベル映画『ブラック・ウィドウ』を楽しむ姿が見られるのは、素晴らしいことです。この見事なオープニング興収の成績も、愛されしアベンジャーを彼女の物語の中で見たいとファンが熱望した結果によるものでしょう」と語っている。

映画ファンは、『ブラック・ウィドウ』の大ヒットに「今日、IMAXで観る! 何回も観たいと思ったら、Disney+でも観るつもり」「Disney+だけで6000万ドルってすごくない?」「30ドルを払って家族みんなで何回も観た」などと反応を見せている。
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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