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環境活動家でもあるマーク・ラファロ『ダーク・ウォーターズ』に込めた思いとは?

『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』の主演・製作マーク・ラファロのように、ハリウッドでは、環境問題や人権問題などあらゆる社会問題の解決のため多くのスターたちが出演・製作作品で問題提起を行い、公私にわたって積極的に活動を行っている。

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『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』(C) 2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
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マーク・ラファロが主演、環境汚染問題をめぐり、十数年にもわたって巨大企業との闘いを繰り広げてきた弁護士の軌跡を描き出す『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』。大規模な環境問題や巨大企業の隠蔽などを扱う本作の主演・製作マークのように、ハリウッドでは、環境問題や人権問題などあらゆる社会問題の解決のため多くのスターたちが出演・製作作品で問題提起を行い、公私にわたって積極的に活動を行っている。そんな“活動家”たちをチェックしてみよう。


>>『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』あらすじ&キャストはこちらから


●レオナルド・ディカプリオ、『地球が壊れる前に』などを製作


レオナルド・ディカプリオ

1998年に当時24歳にして、陸域、海域、生物種の保全、および、気候変動の緩和と災害救援への取り組みを支援する「レオナルド・ディカプリオ財団」を設立。自ら温暖化問題をテーマとした映画を製作し、複数の環境団体の理事を務める熱心な環境活動家として知られている。

2016年には、気候変動によって世界各地で起きている劇的な変化をディカプリオ本人が取材したドキュメンタリー『地球が壊れる前に』がアメリカで公開され、同年のハリウッド映画賞でドキュメンタリー映画賞を受賞した。


●ホアキン・フェニックス、新作ドキュメンタリーを製作


ホアキン・フェニックス

パートナーのルーニー・マーラとともにヴィーガン(完全菜食主義者)として知られる。動物の権利や環境の保護活動に熱心に取り組み、『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した際のスピーチで、地球環境へ意識を向けることの重要性について語っていたことも記憶に新しい。

12月10日(金)に公開となる、モノクロームの映像で映し出す、農場に暮らす動物たちの深遠なる世界を映し出したドキュメンタリー『GUNDA/グンダ』では製作総指揮に名を連ねている。


●アンジェリーナ・ジョリー、国連の特使に


アンジェリーナ・ジョリー

人道活動家として、アフガニスタンをはじめとする難民たちの支援に取り組んでいる。自ら人道支援の現場に赴き、難民たちの現状を訴えてきたアンジェリーナ・ジョリーは、この熱心な活動が評価され、2012年に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使に任命された。さらに、今年の8月には、アフガニスタンの人々の経験や、基本的人権のために闘っている世界中の人々の声を伝えるためにInstagramを開設した。


●ナタリー・ポートマン、皮革製品を一切身につけない


ナタリー・ポートマン

8歳の頃から自らの意思でベジタリアンになり、2009年からはヴィーガン生活にシフト。動物の権利を訴える活動に熱心で、動物から作った皮革製品も身につけないというほどの筋金入り。アメリカで主流となっている工場式畜産場での問題を提起したドキュメンタリー『Eating Animals』(原題/2017、原作は同名のベストセラー本)を自ら製作し、ナレーションも務めている。


●マーク・ラファロ、ガーディアン紙などへの寄稿も


気候変動問題に取り組み、再生可能エネルギーを増進させることを提唱している。2011年3月、エネルギー抽出が水と公衆衛生に及ぼす影響に関する意識を高めるため、「Water Defense」を共同設立した。ガーディアン紙とHuffPostに定期的に寄稿しているラファロは、環境に関するリーダーシップを称えるグローバル・グリーン・ミレニアム賞とミーラ・ガンディ・ギビング・バック財団賞を受賞している。

そんな環境活動家のラファロが、製作と主演を兼任した最新作『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』は、自分の仕事に対する熱意と環境に対する熱意を融合できるものだと感じたという。

さらに、本作で共演しているアン・ハサウェイは、女性の地位向上を目指す国連組織「UN Women」の親善大使を務めるほか、LGBTQ+コミュニティへの慈善活動をする社会活動家。

そして、ティム・ロビンスもまた社会活動家としての一面を持っている。そんな2人が、ラファロの熱い思いに共感し、本作に出演したことは想像に難くない。

熱心な環境活動家として、そして俳優として、マークは「最終的なメッセージは、僕らはお互いを必要としているということだと思います。僕たちのために何かをやってくれる人は僕ら以外にいない。世界をより良くしてくれる人は他にいない。僕たちが一緒になってやるしかないんです。水に関するこの物語は、あらゆる政治的分断、イデオロギー、性別、人種、宗教を超えるものです。きれいな水の重要性について、僕らは本質的に理解しています。こうした大きな問題を、こういう形で描くことで、世界にポジティブな変化が生まれていくんだと思います」と語る。

加えて、「僕らが伝えているのは、コミュニティの力添えを得て、大きな変化をもたらす個人の力なんです」と力説するマーク。1人の人間には信じられない力があるということ、さらに言えば、1人の人間から世界は変えられるということを、マークら、ハリウッドの活動家たちは信じているのだ。

『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』は12月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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