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戸塚純貴がナレーション担当『僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。』島唯一の介護施設に半年間密着

鹿児島の南端に位置する孤島の唯一の介護施設に半年間密着したドキュメンタリー『僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。』でナレーションを戸塚純貴が務めることとなり、コメントも到着した。

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『僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。』(C)映画「僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。」
『僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。』(C)映画「僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。」
  • 『僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。』(C)映画「僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。」
  • 戸塚純貴

鹿児島の南端に位置する孤島の唯一の介護施設に半年間密着したドキュメンタリー『僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。』でナレーションを戸塚純貴が務めることとなり、コメントも到着した。

前作「僕とケアニンとおばあちゃんたちと。」(2019年)は、世界中が注目する介護施設「あおいけあ」に1年間密着し、何故この施設が注目を集めているのか、その裏側に迫るという内容。本作はその「僕ケア」シリーズの第2弾となるドキュメンタリー。

鹿児島港からフェリーで12時間、島民わずか100人ばかりが生活するトカラ列島・宝島。医者も看護師もいないこの島唯一の介護施設に、若手ドキュメンタリー監督が半年間密着した。

はじめはリゾート気分を味わえると思っていた監督だが、飲食店や娯楽がなく、都会とはまったく違う環境に衝撃を受ける。しかし、これだけ不便な環境でも、島民は協力し合い笑顔で生活を送っており、その光景を目の当たりにし、いつしか「島民は生まれ育った場所でどのような想いを持って生活しているのか」と考えるようになる。また、監督が撮影を開始した時を同じくして、東京から介護未経験の若者がこの介護施設の責任者になるためにやって来る。慣れない離島での生活や、経験の浅い介護の仕事に苦戦し、ここへ来たことを後悔する若者。しかし、施設の利用者や島民らと触れ合うことで、徐々にその顔つきにも変化が現れはじめる。

ナレーションを務めるのは、介護福祉士の成長を描いた映画『ケアニン』シリーズ(2017年、2020年公開)で、主人公の大森圭役を好演した戸塚純貴。前作でもナレーションを務めた戸塚さんは、「それぞれが色々な思いを抱えて生きていく中で、人との繋がりを大切にし、どんなことにも前向きで負けない姿がこの島にはありました」とふり返り、「より多くのケアニンの輪が広がっていくことを願い、微力ながらこれからも応援したいです」と意気込みを語っている。(※ケアニンとは、介護、看護、医療、リハビリなど、人の「ケア」に関わり、自らの仕事に誇りと愛情、情熱を持って働いている全ての人)

監督を務めるのは、大学時に映画監督の原一男に師事し、ドキュメンタリー『ヘイトスピーチ』(15)が全国公開され、前作「僕とケアニンとおばあちゃんたち。」でも監督を務めた佐々木航弥。医師も看護師もいない島唯一の介護施設に密着し、そこで働くスタッフ達の想いを聞いていくうちに、「離島の介護」のリアルを知ることになる。

戸塚純貴さん(ナレーション) コメント全文
今回の舞台はトカラ列島、宝島。
世の中がうまく回らなかったり、それぞれが色々な思いを抱えて生きていく中で、人との繋がりを大切にし、どんなことにも前向きで負けない姿がこの島にはありました。ケアする人(ケアニン)を通じて、新たなる世代へ歴史を重んじ、受け継がれていく。
離島での生活や福祉、自分たちがマネすることができないリアルがそこにはあります。理想と現実すべてを受け入れ、前に進む姿を目に焼き付けてほしい。そして、より多くのケアニンの輪が広がっていくことを願い、微力ながらこれからも応援したい。
前作に引き続きナレーションを務めさせていただき、佐々木監督とこうしてご一緒できて嬉しく思います。監督とは、地元も同じで同い年ですが、監督がその足で撮ってきた想いと、その映像を観て感じた想いを繋ぎ、心を込めて声を入れさせていただきました。
「僕ケア」をよろしくお願いします。

『僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。』は2022年初春公開予定。

《シネマカフェ編集部》

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