7時間超えの『サタンタンゴ』&引退作『ニーチェの馬』、タル・ベーラ監督2作品を上映

巨匠タル・ベーラ監督の特集上映「タル・ベーラ 伝説前夜」に合わせて、『サタンタンゴ』『ニーチェの馬』がシアター・イメージフォーラムにて特別上映されることが決定した。

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『サタンタンゴ』
  • 『サタンタンゴ』
  • 『ニーチェの馬』(c) 2011 T.T.Film, MPM Film, Vega Film, zero fiction
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  • 『ダムネーション/天罰』
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巨匠タル・ベーラ監督の特集上映「タル・ベーラ 伝説前夜」に合わせて、『サタンタンゴ』『ニーチェの馬』がシアター・イメージフォーラムにて特別上映されることが決定した。

ベーラ監督が初期に手掛けた、日本初公開となる3作品『ダムネーション/天罰』、『ファミリー・ネスト』、『アウトサイダー』を、4Kデジタル・レストア版で上映する「タル・ベーラ 伝説前夜」。全150カット、上映時間7時間18分の伝説的傑作『サタンタンゴ』に至るまでの軌跡をたどることができる、伝説前夜のラインアップとなっている。

今回決定した特別上映では、そんな伝説の『サタンタンゴ』と、56歳の引退作『ニーチェの馬』を上映。

2019年に日本で初めて劇場公開された『サタンタンゴ』は、製作に時間も予算もかかるため、先に『ダムネーション/天罰』を手掛け、準備に9年、2年に及ぶ撮影、完成まで4年の歳月をかけて製作。秩序に縛られ、自由を求め、幻想を抱き、未来を信じ、世界に幻滅し、それでも歩き続ける人間の根源的な姿を詩的かつ鮮烈に描いている本作。クラスナホルカイ・ラースローの同名小説を原作とし、タンゴのステップ<6歩前に、6歩後へ>に呼応した12章で構成される。

本作は現在でも、ロッテントマトで批評家から100%の評価を維持し続けている、映画史に残る傑作だ。

『サタンタンゴ』

一方の『ニーチェの馬』は、トリノの広場で泣きながら馬の首をかき抱き、そのまま発狂したとされる哲学者ニーチェの晩年の逸話よりインスパイアされた作品。第61回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)・国際批評家連盟賞を受賞し、ベーラ監督最高傑作との呼び声も高い。

『ニーチェの馬』

今回は、本作のみ35ミリで上映。現在ではほとんど上映されることのないフィルムでの上映は貴重な機会。「人生がどう終わるかについて触れる映画を作りたかった」とベーラ自身が語る本作は、映画監督として“最後の作品”となっている。

「タル・ベーラ 伝説前夜」は1月29日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかにて上映。

《cinemacafe.net》

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