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森田望智「衣装やメイクで役のスイッチが入りやすい」『さがす』で演じた女性に注目

佐藤二朗主演『さがす』に出演する森田望智の証言から、彼女が演じたムクドリという強烈なキャラクターが完成するまでに迫った。

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『さがす』(C)2022『さがす』製作委員会
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  • 森田望智
  • 『さがす』(C)2022『さがす』製作委員会
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佐藤二朗主演『さがす』に物語のカギを握る主要人物の1人として出演しているのが、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」やテレビ朝日×ABEMA共同制作「言霊荘」をはじめ、ドラマ・映画と活躍の幅を広げている森田望智。本作では死に場所をさがす女性・ムクドリを演じているが、その容姿がまるで別人のようだと気がつかない人が続出。森田さん自身の証言から、ムクドリという強烈なキャラクターが完成するまでに迫った。


>>『さがす』あらすじ&キャストはこちらから


今回解禁となったWEB限定動画<キャラクター編>中でもフィーチャーされており、「あなたは間違っていないと思いますよ。私はいらない人間だから」と不気味な笑みが印象的だ。

森田さんは1月スタートの連続ドラマ「妻、小学生になる。」(TBS)にもレギュラー出演、2022年最初の映画出演作が本作『さがす』だ。一見、森田さんが演じているとは分からないほど別人の風貌、さらに、とりつかれたかのように、何かを模索している切実さがにじみ出るムクドリというキャラクターを持ち前の演技力で表現。本作のプロデューサー・井手氏は「森田さんでなければ、ムクドリは単なる嫌な役になってしまったかもしれない」と証言しているが、当初ムクドリはもっとダークで闇を見つめるようなキャラクター設定だったという。

それが森田さんの出演が決まり、森田さんの持つ軽やかさや明るさを考慮し、それに合わせた複雑な役へと脚本が改稿されていった。森田さんの手元に完成稿前の脚本が届いた時点では「もっと普通の女の子だった」と言う。「でも完成稿を読んだら言葉遣いが荒くなっていて、全くの別人になっていました」と明かす。

これは片山慎三監督のイメージで出来上がったムクドリは、「あまり見たことがないキャラクターでした。これを私がやるのかと思いましたが、同時に面白い役を頂けたなと思いました」と森田さんはふり返る。

ムクドリのビジュアルについては「ムクドリという役は気に入っています。私は衣装やメイクで役のスイッチが入りやすいので、助かりました。ムクドリになると、背骨が勝手に曲がっちゃうみたいな感じが自分でも面白かったです。またサングラスもかけることで、1枚フィルターがかかるというか、ムクドリと人の間の壁、距離感がつかめたのでありがたかったです」と気に入った様子。

本作のもう1人のプロデューサーである山野氏は、森田さんについて「どんな役も臆さず演じ、実際に生きている人間であるかのように感じさせられるのは森田さんのお芝居ならでは。物語に説得力を与えていただける稀有な女優さんです」と絶賛している。

佐藤さん演じる消えた父・原田智、伊東蒼演じる父をさがす娘・原田楓、清水尋也演じる指名手配中の連続殺人犯・山内照巳、そして森田さん演じる死に場所をさがす女性・ムクドリ、それぞれのキャラクターにフォーカスしたWEB限定動画にも注目。自らの内面を吐露するかのように彼らが語りかけるセリフは、まるでそれぞれの人物像を表しているかのよう。四者四様にそれぞれが“さがす”ものを求めながら、思惑は絡み合い、予想をはるかに超えた展開を迎えることを予感させる。

『さがす』は1月21日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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