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「まるでロミオとジュリエット」水中のキス捉えた『クレッシェンド 音楽の架け橋』本編映像

世界中の映画祭で観客賞を受賞した感動作、映画『クレッシェンド 音楽の架け橋』より、本編映像と新場面写真が解禁された。

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『クレッシェンド 音楽の架け橋』(C)CCC Filmkunst GmbH
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世界中の映画祭で観客賞を受賞した感動作、映画『クレッシェンド 音楽の架け橋』より、本編映像と新場面写真が解禁された。


>>『クレッシェンド 音楽の架け橋』あらすじ&キャストはこちら

この度解禁された本編映像は、いよいよ和平コンサートを明日に控えた前夜、楽団員たちが合宿最後の夜を楽しむシーン。そんな中、深刻な顔つきの若者の姿が。プールサイドで「君らは敵だ……」と、嘆くのはパレスチナ出身の青年オマル。彼の言葉を聞くシーラは敵対する民族、イスラエルの出身である。本来なら知り合うはずのない2人の若者は、この和平オーケストラの合宿で運命的な出会いを果たしていた。

対立する楽団員たちが互いに激しくぶつかり合う場面でも、まだその憎しみを知らないオマルとシーラは戸惑い、時には涙を流す。そんな同じ思いを持つイノセントなふたりの若者は徐々に心を通わせていくのだが、和平コンサート後には離れ離れになってしまう運命にあった。紛争で闘うパレスチナ人とイスラエル人が一緒になることは、現実的ではない。そんな事情を背景に合宿最後の夜、ふたりは水中で秘密のキスを交わすのだった。

本作のドロール・ザハヴィ監督は「これは、若者2人のシンプルなラブストーリーでもあります。世界を敵に回しても、ただ愛する権利を得るため、そして一緒にいるために大きな犠牲を払う。まるでロミオとジュリエットのような2人を描いています」と語る。パレスチナとイスラエル、民族間の対立を超えた若者2人の愛の行方が気になる本編映像になっている。

併せて、新場面写真も解禁。オマルとシーラが楽しそうに動画を撮影している姿や、プールでの美しいワンシーンが写し出されている。

『クレッシェンド 音楽の架け橋』は1月28日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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