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8つの“架空の撮休”が見せる神木隆之介の役者としての真髄「WOWOWオリジナルドラマ 神木隆之介の撮休」

優れたオリジナル作品を多数輩出してきたWOWOWの人気オムニバスドラマ、「撮休」シリーズ。人気俳優が本人役で出演し、バラエティ豊かな監督×脚本家とコラボレーションする名物企画だ。撮休とは、ドラマや映画の撮影期間中に生じる休日のこと。

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8つの“架空の撮休”が見せる神木隆之介の役者としての真髄「WOWOWオリジナルドラマ 神木隆之介の撮休」
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優れたオリジナル作品を多数輩出してきたWOWOWの人気オムニバスドラマ、「撮休」シリーズ。人気俳優が本人役で出演し、バラエティ豊かな監督×脚本家とコラボレーションする名物企画だ。撮休とは、ドラマや映画の撮影期間中に生じる休日のこと。

突然訪れたオフ時間を人気俳優はどう過ごすのか?というコンセプトで、ほっこりする日常劇から緊迫のサスペンス、一風変わったコメディまで、毎エピソード独創性あふれる物語が展開する。

これまで有村架純、竹内涼真が各シーズンの主演を務めており、第3弾を託されたのは言わずと知れた実力派・神木隆之介。『護られなかった者たちへ』の瀬々敬久、『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大、『きみの鳥はうたえる』の三宅唱、『ミセス・ノイズィ』の天野千尋、『少女邂逅』の枝優花といった名だたる監督陣と全8話のパラレルワールドを作り上げた。

シネマカフェでは、全8話の見どころを紹介。放送済みの第1話~第4話は映画ライターによるレビューを掲載し、第5話以降は注目ポイントを解説する!

※第1話~第4話はWOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信中!第5話~第8話はWOWOWプライムにて毎週金曜よる11:00~放送、各話放送終了後、WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信となる。

どこまでがリアルでフィクション?:第1話「はい、カット!」


「撮休」シリーズは、俳優×監督×脚本家によるびっくり箱だ。各々の個性がぶつかり合った濃密な30分は、鬼が出るか蛇が出るか、実際に目にするまで全く分からない。創作の本質を突いた遊び心が多くのファンを獲得してきた要因の一つだが、そうした意味で「WOWOWオリジナルドラマ 神木隆之介の撮休」のスタートを切る第1話は、実に正しく本シリーズの神髄を体現していた。

次回作で殺人鬼を演じることになり、役作りに没頭する俳優・神木隆之介(本人)。役が凶器として使うパン切包丁を入手しようとショッピングモールに赴くが、店員に不審者扱いされて大ピンチに! と思ったら背後から「はい、カット!」の声がかかり、撮影スタッフが登場。なんといまは撮影中で、神木はその出演者だという。混乱する神木の前に先輩俳優の安達祐実(本人)が現れ……。

どこまでがリアルでフィクションなのか、「演じる」はどこから始まるのか? 幼いころから演じることが日常だった“子役”が陥る架空のシンドロームを題材に、境界線があいまいになっていくホラー仕立てのストーリーは、ジム・キャリー主演の『トゥルーマン・ショー』をも思わせる。モキュメンタリーも得意とする脚本家・竹村武司が構築したぞっとする物語を、三宅唱監督が生々しく味付け。何の気なしに観てしまうと、強烈な先制パンチを食らわされることだろう。これから視聴される方は、ご覚悟いただきたい。(SYO)

神木隆之介の懐の広さを感じる1作:第2話「嘘から出た何か」


不思議な洋館に住むピアノ教師・二階堂真実(成海璃子)と出会った神木隆之介はバッハのゴールドベルク変奏曲にまつわる記憶をたどっていく……。

30分のショートドラマとは思えない映画のような余韻はさすがの映画監督・瀬々敬久。ピアノ曲、過去への想い、転校生……、大林宣彦ファンにもアニメファンの心もくすぐる内容になっている。 神木と成海のあのアクションは必見。 脚本は「WOWOWオリジナルドラマ 有村架純の撮休」にも参加している篠原誠。

過去パートは中学生の神木役の白鳥晴都と思い出の転校生役の石井心咲が演じていて、ふたりが瑞々しい。なんなら神木が中学生時代も演じることができそうな気もしたけれど、そこはしっかり線を引くことで物語の世界観を大事にしていることを感じる。

ピアノ教師役の成海璃子が謎めいたムードをユーモアも交えながら演じているのと、神木の同級生を演じた藤原季節に地元に残って生活している者の姿のリアリティーがあった。彼らのことをもっと長い時間見たくなる。神木は主人公ながら、彼らの色を生かすように白い布のようにまっさらなムードを醸している。中心にも立てるし共演者も生かせる彼の懐の大きさも感じる1作だ。(木俣冬)


《シネマカフェ編集部》

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