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『ELDEN RING』魅力はどこにあるのか―「ゲーム・オブ・スローンズ」原作者とのコラボで生まれた世界で物語を紡いでいこう

本稿では“まだ『エルデンリング』を知らない人”向けに解説していこうと思う。これをきっかけに少しでも『エルデンリング』を知ってもらえれば幸いだ。

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『ELDEN RING』魅力はどこにあるのか―「ゲーム・オブ・スローンズ」原作者とのコラボで生まれた世界で物語を紡いでいこう
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2022年2月25日に発売され、連日話題に事欠かないアクションRPG『ELDEN RING(以下、エルデンリング)』というゲームがある。硬派なゲームデザインと独特な世界観のタイトルを多く世に出し、国内・海外問わず評価の高い開発会社「フロム・ソフトウェア」が手掛ける本作は、発売から3週間で全世界累計出荷数1,200万本、国内でも100万本を突破した大ヒットタイトルとなっている。

同社が手掛けた過去作での高評価から、本作『エルデンリング』も発売前から動きがある度に大きな話題となっていたが、発売後もユーザーの盛り上がりは増して行き、SNSを中心に大きな盛り上がりを見せている。その熱が普段同社のタイトルに触れないユーザーにまで届いたのか、本作で「フロム作品に初めて触れた」というユーザーも多く生まれている。

その魅力はどこにあるのか。本稿では“まだ『エルデンリング』を知らない人”向けに解説していこうと思う。これをきっかけに少しでも『エルデンリング』を知ってもらえれば幸いだ。


心躍る、壮大で美麗なファンタジー世界


『エルデンリング』を語るにあたって、舞台となる「狭間の地」という世界の話は欠かせない。オープンフィールドとして作られたこの地は、とても広大で美しい。最先端の技術を結集したPS5であれば、その美しさはなお際立つだろう。しかし、各所には恐ろしいダンジョンがいくつもあり、最奥には強大なボスが潜んでいるという恐ろしさも孕んでいる。剣と魔法と神々が織りなすハイ・ファンタジーな世界を、プレイヤーは相棒の霊馬とともに探索していく。

「狭間の地」とそれを構成する世界観は、『エルデンリング』独自の神話をベースに成り立っている。この「神話」を作り上げたのが、人気ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作小説「A Song of Ice and Fire(氷と炎の歌)」で知られる作家、ジョージ・R・R・マーティン氏だ。

マーティン氏とフロム・ソフトウェアのコラボレーションによって作られた「狭間の地」は、プレイヤーにとって危険ではあるがとても魅力的だ。ロケーションの密度も高く、各地に点在する建造物の細部に至るまで、発見と驚きに満ちている。「ゲーム・オブ・スローンズ」はもちろん、『ロード・オブ・ザ・リング』で描かれた「中つ国」や、『ハリー・ポッター』の「ホグワーツ魔法魔術学校」にワクワクを感じる方には特に魅力的に映るはずだ。


物語の主人公は“自分自身”


『エルデンリング』の主人公は、外の世界から「狭間の地」に導かれてきた「褪せ人」だ。プレイヤーはまず最初に、この褪せ人がどのような人間なのかを決めることになる。自分好みに顔や髪型、体格などを自由にカスタマイズして冒険を始めるのだが、主人公に関してのそれ以上の情報はほとんど無い。つまり、「狭間の地」の外で何をしていたかなどのプロフィールなどは、自身で想像し設定することができる。自分の(想像の)写し身となるキャラクターを作り出し、多種多様な武器・防具・魔法などを自分の好きなように扱いながら、映画のような世界で存分にロールプレイができるという楽しさは、本作の魅力の一つだ。

本作では、強固なストーリーを一方的に押し付けられるということはない。マーティン氏の神話をベースにした、謎と神秘に満ちた奥深い世界を自らの足で自由に冒険して、そこで見つけた断片が物語を形作っていく。

もちろん、明確に提示されるゲームの「目的」はあり、基本的にはそれに向かって進んでいけば問題なくクリアは可能だ。

探索の果てに見つけ出したアイテムのテキストや、様々な人物・超常的な存在との出会いから、「狭間の地」に起きたことや、自分が何をすべきなのかを、この世界の一員として読み解いていく。それが、本作ひいてはマーティン氏の作り上げた神話を堪能するキモとなり、自分自身がこの世界で「冒険している感」を強めてくれる。特に本作は「ゲーム内に登場する人物(キャラクター)」との関わりが多く、彼らとの会話や群像劇、そして各々が迎える結末はどれも魅力的だ。

世界を知っていく中で、最初に提示された「目的」に対して疑いの目を向けることもあるかもしれない。ならば「目的」に沿わない形で冒険を進めていくのも自由だ。出会いと別れを経て、自分なりに物語を解釈していき、自分なりの選択をする。そうしてプレイヤー自身が能動的に進めて行く冒険は、それがそのまま『エルデンリング』の物語となる。この自由度とロールプレイのおもしろさは、本作が多くの人々を惹き付ける要因になっている。


困難を乗り越える悦びと、何よりも大事な“折れない心”


いわゆる“死にゲー”とも呼ばれるジャンルにおいて、金字塔となりうる作品を多く作り上げてきたフロム・ソフトウェア開発というだけあり、「狭間の地」での冒険には、数多くの困難が待ち構えている。道中で対峙する敵、危険な罠、高所からの落下……いともたやすく命を落とし、同じ場所で数え切れないほどの死を積み重ねることもありうる。

しかし、本作において死ぬことは決して無駄なことではない。なぜなら人は学習する生き物だからだ。映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』でトム・クルーズ演じるウィリアムが、同じ時間を繰り返しながらパターンを学んでいったように、何度も挑み続けることでかすかではあっても希望が見えてくるはずだ。

本作では親切なことに難所には簡易なチェックポイントが用意されていることも多い。PS5であれば死亡時のロードも速く、よりリトライが簡単になっているので、恐れず挑んでほしい。大事なのは「折れない心」。それだけあれば、どんな難所でも突破できるはずだ。

そして困難を突破する方法はひとつではない。豊富に用意された武器・アイテム・魔法などを試してみるのもいいし、無理だと感じたら後回しにして強くなってから戻ってきてもいい。道中出会うNPCに協力してもらうのも良し。オンラインプレイであれば、別のプレイヤーが残した「メッセージ」や、死に様が記録された「血痕」を参考にすることもできる。さらにはオンライン協力プレイで他プレイヤーの力を借りるのもいいだろう。特に協力プレイはかなり手軽にできるようになっている。

何度も死を繰り返しながら試行錯誤していき、その小さな積み重ねの果てに大きな困難を乗り越えたとき。無上の達成感と清々しさ、そして少々の寂しさを得られる。それこそが『エルデンリング』の最大にして最高の魅力であり、フロム・ソフトウェア作品が多くの人々に支持される理由のひとつだ。ぜひとも自分自身で体感してみてほしい。

『ELDEN RING』はPS5/PS4等で好評発売中。通常版は、パッケージ&ダウンロード版ともに 9,240円(税込)。ダウンロード版のみの「デジタルデラックスエディション」は 9,900円(税込)。特典として「デジタルアートブック&サウンドトラック」が付属する。


『ELDEN RING』公式サイト

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©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.

《text:Takuya Suenaga》

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