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子どもの自立や家族の変化…「観客が共感できる要素」盛り込む『アイス・エイジ』最新作

第1作目から今年でちょうど20周年を迎える「アイス・エイジ」シリーズの最新作『アイス・エイジ バックの大冒険』がディズニープラスにて独占配信中。本作で描かれる“家族”について、監督やプロデューサーが語った。

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『アイス・エイジ バックの大冒険』(C)2022 Disney Enterprises. Inc.
『アイス・エイジ バックの大冒険』(C)2022 Disney Enterprises. Inc.
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第1作目から今年でちょうど20周年を迎える「アイス・エイジ」シリーズの最新作『アイス・エイジ バックの大冒険』が、ディズニープラスにて独占配信中。本作で描かれる“家族”について、監督や製作総指揮のプロデューサーが語った。


>>『アイス・エイジ バックの大冒険』あらすじ&キャストはこちらから

作品を追うごとに舞台の規模感が大きくなり、冒険の迫力やコメディ感がパワーアップしていく「アイス・エイジ」。1作目の主人公たちであるマンモスのマニーナマケモノのシドサーベルタイガーのディエゴの3匹は、初めは口喧嘩しながらも徐々にお互いを知ることで親交を深め、いまでは家族のような距離感になっている。愉快な仲間たちとハチャメチャな旅を続けていく中で、マニーがマンモスのエリーと夫婦になったり、娘が誕生したりと、キャラクター達の関係性の変化も本シリーズの楽しみの1つ。人間と変わらない感情を持つ彼らが悩んだり落ち込んだりする様子には、思わず自分を重ねて胸がいっぱいになるシーンもたくさんある。

本作の物語を引っ張るフクロネズミのクラッシュ&エディは、ひょんなことから一緒に育ったマンモスのエリーを本当の姉のように慕っており、血が繋がらずとも本物の家族のように想いあっている。しかし、クラッシュとエディは平和な旅に飽きてしまい、“ほかの世界が見たい”と群れを離れ、2人だけで旅がしたいと申し出るところから物語は始まる。

家族と離れて暮らすことなど考えられない姉のエリーと、自立したい弟のクラッシュ&エディの姿は、どの家族にも当てはまりそうだが、監督のジョン・C・ドンキンは、「『アイス・エイジ』シリーズでは、“家族”というテーマを大切にしています。血の繋がりではなく、精神的な結びつきをね。そして感情的な変化を描くために、姉という保護者の立場のエリーは重要な役になります」と、親目線でも本シリーズを語れることを話した。

さらに、「家族の変化は必ずしも容易ではないんです。悲しく感じることもある、それは普通のことです。子供が大学に進学して出ていく時とか、結婚する時、子供は独立して自分の人生を歩むようになります。それは嬉しくもあり、悲しくもあります。子供には、自分の人生をしっかり歩んでもらいたい。だけど、『ああ、もうこれからはこれまでとは違うんだ』と思ってしまいます。そういうことを、この映画に入れたかった。そこは観客が共感できる要素だと思うし、観客は自分の家族にありがたみを感じてくれるのではないかと思います」と、変わっていく家族についても語った。

1作目からから本シリーズの製作総指揮を務めるロリ・フォルテは、「私たちは子供の経験だけを描くのではない。大人の経験も描きたいと思っています。大人にだって感情があるから、若い人から年配の方まで、“家族の変化”というものにはみんなが共感できると思います」と、子どもが見て楽しめるアニメーション映画においても、大人の感情を大切にしたことを話した。

20年間続く「アイス・エイジ」シリーズでは、出会いや別れを繰り返し、困難を乗り越える中でキャラクターたちが“家族”として絆を培ってきた。本作ではこれまでのシリーズの中でもより繊細に家族の変化を描いているといえそうだ。

ディズニープラスオリジナル映画『アイス・エイジ バックの大冒険』はディズニープラスにて独占配信中。
『アイス・エイジ』映画の全5作品はディズニープラスにて配信中。


Disney+公式サイトはこちら
《シネマカフェ編集部》

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