主人公の過酷な人生の始まり『灼熱の魂』デジタル・リマスター版 本編映像

『DUNE/デューン 砂の惑星』などのドゥニ・ヴィルヌーヴの2010年の監督作『灼熱の魂』デジタル・リマスター版より本編映像が解禁された。

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『灼熱の魂』(C)2010  Incendies inc. (a micro_scope inc. company) - TS Productions sarl.  All rights reserved.
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『DUNE/デューン 砂の惑星』などのドゥニ・ヴィルヌーヴの2010年の監督作『灼熱の魂』デジタル・リマスター版より本編映像が解禁された。


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レバノン出身の劇作家ワジディ・ムアワッドによる戯曲「Incendies」を原作とした本作は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の出世作であり、第83回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、カナダ版アカデミー賞であるジニー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞など8部門独占を果たしたほか、30か国以上の映画祭で上映され高い評価を獲得したヒューマン・ミステリ―。

主人公ナワルは、ある日プールサイドで原因不明の放心状態に陥り、そのまま病院で帰らぬ人に。ナワルは子どもである双子の姉弟に、不可解な内容の遺言を残していた。姉弟は遺言に導かれ、初めて母の祖国の地を踏むことになる。

この度解禁された本編映像が描き出すのは1970年、中東某国のある村。ナワルがその人生を通じてあまりにも重い十字架を背負うことになる起点となるシーンだ。キリスト教系の家庭で生まれ育ったナワル(ルブナ・アザバル)は、異教徒である難民の青年と恋に落ちる。

映像では、ふたりが何かから必死に逃げる様子を捉えていく。しかし、ふたりはナワルの兄と親族に見つかり、恋人の青年はあっけなく銃殺される。ナワルもいままさに撃たれようとしていたその時、祖母が割って入り命拾いする。

祖母はナワルを家に閉じ込め、「あんたは一族の名を汚した。なぜ私たちを奈落の底へ突き落すの!なぜ年老いた私にこんな思いを!」などとナワルを激しく責め立てる。この村で異教徒と交わりを持つことは、一族そのものの存亡すら脅かす行為なのだ。そのことを重々分かっていたナワルは、「お腹に子が、おばあちゃん」と泣き崩れる。祖母は、ナウルにさらに厳しい言葉をかけながらも抱きしめるしかなかった。

この後、ナワルは祖母にかくまわれながら男の子を出産するが、すぐによそに預けられることに。ナワルは別れ際、「いつか必ず捜しに来るわ。約束する。私の坊や」と心から誓いながら、この村から追放される。ナワルが我が子に誓ったこの“約束”から、彼女の母親としての崇高な愛の物語が紡がれていくが、それはあまりに過酷すぎる人生の始まりでもあった…。

ナワルが背負うことになる十字架の始まりを捉えた衝撃的な本編映像となっている。

『灼熱の魂』デジタル・リマスター版は8月12日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。

《text:cinemacafe.net》

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