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【ネタバレあり】「シー・ハルク:ザ・アトーニー」第3話:カメオ出演祭りと新たな刺客

かつてブルース・バナーと争ったアボミネーションことエミル・ブロンスキーの仮釈放を担当することになったジェニファー。担当早々エミルの悪事(!?)が報道されてしまう。本格的にリーガルドラマとしても機能し始めた注目の第3話展開は。

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「シー・ハルク」第3話 (c) 2022 Marvel
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かつてブルース・バナーと争ったアボミネーションことエミル・ブロンスキーの仮釈放を担当することになったジェニファー。担当早々エミルの悪事(!?)が報道されてしまう。本格的にリーガルドラマとしても機能し始めた注目の第3話の展開は。

観終わってみると、法廷部分よりも、オフィスコメディ要素よりも何よりも、とにかくミーガン・ザ・スタリオン! な印象が否めないがそれもまた楽しい。米メディアによれば、一話目でジェニファーがシー・ハルクを公に披露する羽目になったきっかけを作ったタイタニア役のジャミーラ・ジャミルがミーガンの出演を繋げたとのこと。しつこいくらいに、ミーガン・ザ・スタリオンがどうのというセリフが多いなと思わせる流れの中最後に堂々の本人登場で、例えは古いがドリフターズのようなコテコテな演出には正直苦笑いな部分もあるが、カメオ出演が楽しい本シリーズにおいては、いい意味でやりたい放題感も出ていて良いのではないか。

もう一つのカメオ出演は、予告にもあった通り「ドクター・ストレンジ」「シャン・チー」のウォン。エミルを無理やりファイトクラブに連れ出したことを証言する立ち位置で登場するが、ウォンにコンタクトをとる方法がウォンの「LinkdIn」のアカウント経由というのが面白い。このシリーズはコメディという枠を活用し、今までMCUで出てきたキャラクターが社会生活をどのように過ごしているかを実写化している。そういう点で、今まである意味「おまけシーン」的な要素だったキャラクターの日常シーンが多いため、派手さがあるシリーズかというとそうではないのかも知れない。ただ、弁護士は社会で生きる人のために存在しているからこそ、キャラクターの生活感を出していくということが必要で、それこそが本作のオリジナリティであり新しい魅力なのかもしれない。

話の展開としてはエミルは無事仮釈放されるのは目に見えていたとして、今回のエピソードで特殊能力を持った人たちやその被害にあった人達の弁護という新たな要素が明確にMCUに確立された形となった(だからこそ、デアデビルことマット・マードックが早く登場してほしい)。とはいえ弁護だけで闘うことはおそらくなく、今話でジェニファーの血液? を狙う”ボス”という存在が示唆されているので、ジェニファーの想いと反してシー・ハルクの力を使わざるを得ない展開はすぐ来るだろう。次回は早くも折り返しの第4話。カメオ出演以上のストーリーとしての驚きにも期待していきたい。


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《キャサリン》

海外テレビシリーズウォッチャー キャサリン

Netflix、Amazonプライムビデオ等のストリーミングサービスで最新作を追いかける海外テレビシリーズウォッチャー。主に欧米の映画、ドラマ、ドキュメンタリー、トーク番組、スタンドアップコメディなどを中心に視聴。現在作品レビューなどをwebメディア・雑誌などで執筆。

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