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ダイアナの所作や話し方を徹底研究!クリステン・スチュワートの共鳴と挑戦『スペンサー ダイアナの決意』

『スペンサー ダイアナの決意』から、キャリア史上最高の演技と称されたクリステン・スチュワートが、ダイアナ元妃の所作や話し方も完全再現したあるシーンの本編映像がシネマカフェに到着。

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『スペンサー ダイアナの決意』 Photo credit:Claire Mathon
『スペンサー ダイアナの決意』 Photo credit:Claire Mathon
  • 『スペンサー ダイアナの決意』 Photo credit:Claire Mathon
  • クリステン・スチュワート Photo by Amy Sussman/Getty Images
  • クリステン・スチュワート Photo by Amy Sussman/Getty Images
  • 『スペンサー ダイアナの決意』(C)2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITED

世界中に「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こし、2人の息子を育て、死の直前まで人道支援活動に心を注いだダイアナ元妃の“決意の3日間”を描く『スペンサー ダイアナの決意』。この度、キャリア史上最高の演技と称され、渾身の演技でアカデミー賞主演女優賞に初ノミネートを果たしたクリステン・スチュワートが、その所作や話し方も完全再現したあるシーンの本編映像がシネマカフェに到着した。


>>『スペンサー ダイアナの決意』あらすじ&キャストはこちらから

本作でダイアナを演じ、全世界から大絶賛を受けたクリステン。映画公開時には「クリステン・スチュワートは世界でもっとも有名な女性の一人になり切り、変身した。これは物まねではない」「ダイアナという人物の本質を見事に演じたクリステンの演技はこれ以上褒めようがない」といった賞賛の声が溢れ、「彼女はダイアナを演じるために生まれた」とまで言わしめ、評論家たちを圧倒した。

監督のパブロ・ララインは「ミステリアスであると同時に親しみやすさを持っているところがダイアナに通じる」と、ファーストチョイスからイギリス俳優ではないクリステンをダイアナ役に指名していた。クリステンはオファーについて、「とても大変な役だと分かっていましたが、挑戦を避けて通るような人間にはなりたくなかった。俳優として頂点を目指さなかったら、俳優をしている意味がないのでは?」という意気込みで挑戦を快諾したと語っている。

クリステン・スチュワート Photo by Amy Sussman/Getty Images

大きな挑戦をすることになったクリステンは、役作りのためにダイアナの映像を何度も何度も繰り返し見て所作を研究したといい、彼女が人と話すときの細かなニュアンスや、特徴的な上目遣いを劇中で完全に再現。また最も力を入れたのは、ダイアナ妃のアクセントの練習だと語り、方言指導のトレーナーをつけ、これまでに使ったことのない筋肉を使って全く新しい音を出せるようになるまでトレーニングに励み、徹底的に習得したという。

ダイアナの話し方についてクリステンは「カジュアルでありながらとても情熱的で、聞く人の気持ちを和らげる、とても魅力的な話し方だと思う」とコメントしている。

また、見た目に関しては、ラライン監督がダイアナの完璧な再現を求めるよりも、クリステンに似合うスタイルがいいと判断。映画の舞台となる1991年当時のダイアナのボーイッシュなショートカットではなく、80年代後半の長めのボブスタイルに似せてオリジナルのウィッグを制作。クリステンのルックスでも違和感がなく、かつダイアナのトレードマークでもある髪のボリュームと動きを再現したことが、クリステンの演技を助ける大きなポイントとなった。

普段は時間をかけて役作りをするタイプではないというクリステンが、並々ならぬ労力をかけて挑んだダイアナ役。クリステンは「彼女は常に自分が人々の注目の的になっていると感じていたはず。私も同じ経験があるので、それがどんな感覚なのかよくわかります。リサーチを通してダイアナ妃のことを理解し、関係を築けたので、信じられないくらい簡単に彼女を好きになりました」と語っており、その共鳴こそが役作りへの原動力だったと明かしている。

『スペンサー ダイアナの決意』Photo credit:Claire Mathon

今回解禁となった本編映像からも、そんな彼女の役作りがよくうかがえる。クリスマスの3日間を過ごすため、皇室の車ではなく自身が運転する車でサンドリンガム・ハウスへ向かうダイアナ。道に迷った彼女が途中、地元のカフェに立ち寄り、住民に道を聞くという映画の冒頭のシーンだ。

歩き方や顔の角度はまさにダイアナそのまま、そして抑揚なくささやくように話すダイアナの声は、普段のクリステンの話し方とは大きく異なるのが分かる。映画はフィクションであり「もしダイアナがこうしていたら?」を想像して描かれており、実際に彼女がドライブしていたことやいきなりカフェに登場して道を聞いたか真相は定かではないものの、田舎町に突如現れたダイアナの姿に絶句する住民の姿がコミカルにも映る、遊び心溢れる一場面となっている。

『スペンサー ダイアナの決意』は10月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。


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《シネマカフェ編集部》

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