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映連が2022年の日本の興行成績を発表 アニメ、洋画のシェア回復で興収・入場数共に前年比約131%増

日本映画製作者連盟(映連)は2022年の全国映画概況を発表した。

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映連が2022年の日本の興行成績を発表 アニメ、洋画のシェア回復で興収・入場数共に前年比約131%増
anncaによるPixabayからの画像 映連が2022年の日本の興行成績を発表 アニメ、洋画のシェア回復で興収・入場数共に前年比約131%増
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  • 記者発表会の様子
  • 映連発表資料より
  • 映連発表資料より
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日本映画製作者連盟(映連)は2022年の全国映画概況を発表した。

2022年の日本の興行収入は前年比131.6%増約2,130億円で、入場者数はアニメとハリウッドのシェア回復により約1億5,200万人となり4,000万人ほど増加した。一方で、収益は興行収入が史上最高となった2019年の約2,610億円を約300億円ほど下回っている。興行収入は、日本で大ヒット作の指標とされる100億円を超えた約135億円の『トップガン マーヴェリック』を筆頭に、ハリウッド映画が31.2%を占めた

邦画では『ONE PIECE FILM RED』が約197億円で興行収入1位となり、『劇場版 呪術廻戦 0』や『すずめの戸締まり』らのアニメが作品がトップ3を占めた。4位の『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』と実写映画で最上位の5位にランクインした『キングダム2 遥かなる大地へ』の間では約46億円の差がある。また、最もランキングに入った配給会社は東宝となっている。実写作品には、テレビドラマの劇場版も複数ランクインしている。

洋画では、『トップガン マーヴェリック』が約135億円の圧倒的大ヒット。2位以降には『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(約63億円)、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(約46億円)、『ミニオンズ フィーバー』(約44億円)などがランクインした。

2021年の洋画作品ではトップの水準が『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(約36億円)で2022年公開の5作品を下回っていることを考えると、前年と比べて2022年は洋画作品がヒットした年であったともいえるだろう。

2022年の公開作品は2021年の959本から1,143本となり、海外作品は469本から509本に増加した。しかし、スクリーン数は3,634と10年ぶりに減少。チケットの平均価格は、劇場が観客を呼び戻すために割引を強化したため、1,410円から1,402円と微減している。

「2022年(令和4年)日本映画産業統計」発表資料はこちらから。
《Branc編集部》

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