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アニー賞『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が5冠、堤大介監督の『ONI ~ 神々山のおなり』は2冠

25日(現地時間)、カリフォルニア大学のロイスホールで「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれるアニー賞授賞式が開催された。

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Netflixシリーズ「ONI ~ 神々山のおなり」
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25日(現地時間)、カリフォルニア大学のロイスホールで「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれるアニー賞授賞式が開催された。

最高賞として位置づけられている長編作品賞には『私ときどきレッサーパンダ』『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』『長ぐつをはいたネコと9つの命』『ジェイコブと海の怪物』『ウェンデルとワイルド』がノミネートされており、『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が受賞した。

同作は監督賞、キャラクターアニメーション賞など最多5部門受賞。デル・トロ監督は受賞スピーチで「言ってもいいですか? アニー賞がほしくてたまらなかったんです!」と喜びを爆発させた。

短編ストップモーションアニメとしてYouTubeで誕生し、再生回数が5000万回以上を超えて長編アニメ化された『Marcel the Shell with Shoes on(原題)』は3部門を受賞。主人公のマーセルの声を務め、声優賞を獲得したジェニー・スレイトは、受賞スピーチで「ギレルモ・デル・トロ監督に全く同意です! 私もアニー賞がどうしてもほしかったんです!」と“受賞仲間”のデル・トロ監督をまねて喜んだ。

日本勢は、長編インディペンデント作品賞などにノミネートされていた湯浅政明監督の『犬王』は、残念ながら受賞ならず。堤大介監督の『ONI ~ 神々山のおなり』がテレビ・メディア部門の作品賞(リミテッドシリーズ)、プロダクション・デザイン賞(テレビ・メディア)の2部門で受賞した。

堤監督は「この受賞は本作に関わった全てのスタッフの功績です。そしてなにより世界中のたくさんの方々に、日本の美しさを感じてもらいたくて制作した本作が、こうやって多くの人に認めてもらえたことを誇りに思います。この賞をきっかけに少しでも多くの日本の方々が『ONI ~ 神々山のおなり』を観てくれたらうれしいです」とコメント。東京・立川で4月2日まで開催中の「ONI展」で「より作品の魅力を感じていただける」として来場を呼び掛けている。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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