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【第46回日本アカデミー賞】窪田正孝、初の最優秀助演男優賞を受賞!「この仕事をしていてよかった、今この瞬間もかみしめている」

『ある男』の窪田正孝が、第46回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞。窪田さんは本作が初の日本アカデミー賞受賞となり、石川監督たちと笑顔で喜び合っていた。

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第46回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した窪田正孝/写真提供: 東京写真記者協会
第46回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した窪田正孝/写真提供: 東京写真記者協会
  • 第46回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した窪田正孝/写真提供: 東京写真記者協会
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  • 『ある男』(C)2022「ある男」製作委員会
  • 『ある男』(C)2022「ある男」製作委員会
  • 第46回日本アカデミー賞優秀助演男優賞/写真提供: 東京写真記者協会

『ある男』の窪田正孝が、第46回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞。窪田さんは本作が初の日本アカデミー賞受賞となり、名が呼ばれた瞬間は「ええ、うそ!?」と目を真ん丸にした後、石川監督たちと笑顔で喜び合っていた。

助演男優賞には、柄本佑(『ハケンアニメ!』)、坂口健太郎(『ヘルドッグス』)、目黒蓮(『月の満ち欠け』)、横浜流星(『流浪の月』)と、20~30代の俳優勢がそろい踏み、誰が受賞してもおかしくない接戦ムードだった。


『ある男』では、妻子と幸せに暮らしていたが、不慮の事故でこの世を去った後、別人の戸籍で生きていたことが判明する男Xを演じた窪田さん。どこかミステリアスで影のある一面を持つ一方、回想シーンではボクシングに没頭した過去や、幼い頃から抱えてきた生きづらさや苦しみを生々しく表現した。

演じる上で苦労したことを聞かれた窪田さんは、「ストーリー的にはキーポイントになるので、なかなか情報を出しすぎてはいけなくて。役者は情報で体を埋めたほうが現場に居やすいけど、あえてグレーゾーンを残して演じる難しさはありました。監督と相談しながらやりました」と思い起こした。

妻役の安藤サクラとのうなぎ屋でのシーンも、印象的だった窪田さん。当該シーンを振り返り、「ワンカット長回しで撮っていて、3回くらいテイクがいきました。もう…サクラさんがゾーンに入っているのがすごくて。役に自分を近づけるでもなく、逆でもなく、空間を丸ごと変えてしまう感覚は初めてでした。すごく引き込まれました」と安藤さんの俳優魂に触れて感銘を受けたことを伝えていた。

最優秀賞で鈴木亮平から名前を呼ばれると、「ええ、うそ?」と席にいる監督らと顔を見合わせた窪田さん。壇上で鈴木さんと固い握手とハグを交わした。窪田さんは、「えっと…まさか本当にもらえると思っていなかったので…」と困惑をにじませつつも、スッとした表情に切り替わる。「『ある男』の作品で石川監督と出会って、役の底の底の本人の中身のもっと深い部分を見つめて撮りたい、と言われて。裸でいるより恥ずかしいくらい全部をむき出しにして役にぶつかって、サクラさんが受け止めてくれて。キーになる大役をやらせてもらえて本当にこの仕事をしていてよかったなと、今この瞬間もかみしめています」と語った。

さらに「大好きな映画で、映画の国境がなくて映画祭にも行かせてもらったけど、映画の力は本当に無限だし、いろいろな人の心を温めてくれたり、言葉じゃないもので教えてくれるエネルギーや力、ポジティブなものが映画に本当にあると一瞬一瞬で感じています。この仕事に携われて、役者という仕事をできていることにも心から感謝しています」と、しっとりと語っていた。


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《シネマカフェ編集部》

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