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キー・ホイ・クァン、オスカー受賞時に出生名で呼ばれて「感動」 一時期は「ジョナサン」を使用

12日(現地時間)、アカデミー賞授賞式において『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で助演男優賞を獲得したキー・ホイ・クァン。

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キー・ホイ・クァン Photo by Mike Coppola/Getty Images
キー・ホイ・クァン Photo by Mike Coppola/Getty Images
  • キー・ホイ・クァン Photo by Mike Coppola/Getty Images
  • 【第95回アカデミー賞】トロイ・コッツァ―、キー・ホイ・クァン、アリアナ・デボーズ Photo by Kevin Winter/Getty Images
  • キー・ホイ・クァン&ブレンダン・フレイザー Photo by Mike CoppolaGetty Images
  • 【第95回アカデミー賞】作品賞は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』Photo by Kevin Winter/Getty Images
  • 【第95回アカデミー賞】助演男優賞受賞したキー・ホイ・クァン Photo by Kevin Winter/Getty Images
  • キー・ホイ・クァン Photo by Arturo HolmesGetty Images
  • キー・ホイ・クァン Photo by Richard HarbaughA.M.P.A.S. via Getty Images
  • 【第95回アカデミー賞】助演男優賞受賞したキー・ホイ・クァン Photo by Kevin Winter/Getty Images

12日(現地時間)、アカデミー賞授賞式において『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で助演男優賞を獲得したキー・ホイ・クァン。受賞そのものに喜びを噛みしめているのはもちろんだが、彼にとって「本当に特別な瞬間」だったのは「名前」を読み上げられたときだったという。

「俳優業を始めた子どもの頃、本名のキー・ホイ・クァンを使っていました。(キャリアの)状況が厳しくなってきたとき、マネージャーから『アメリカ風の名前を付ければよくなるかもしれないよ』と言われたのを覚えています。どうしても仕事がほしかったので、なんだってしようと思いました」と受賞後、プレスルームにてふり返った。

改名については葛藤があったようだ。「生まれたときに与えられた名前を変えるなんて、愚かだとは思いますが、どれだけ追い詰められていたかということでしょう。とにかくやってみて、状況を変えたかったのです」。

こういった経緯があり、キャリア初期の作品には「ジョナサン・クァン」や「ジョナサン・キー・クァン」としてクレジットされているものがいくつかある。その後、俳優としてはしばらく低迷期間が続いた。そして再び俳優業にカムバックするにあたり、「最初にしたかったこと」というのが出生名に戻すことだったのだという。

「今夜、(プレゼンターの)アリアナ(・デボース)が封筒を開けて『キー・ホイ・クァン』と読み上げるのを見たとき、とても感動しました。真っ先に心に浮かんだのは母の姿です。私がアメリカにいて、よりよい人生を送っているのは母のおかげです。このようなチャンスすべてを手に入れられた。母は多くの犠牲を払ったのです」と語った。

そんな胸の内を明かしたキーだったが、彼を一躍有名にした『グーニーズ』時代のこともふり返っており、「セットで子どもらしく人生を楽しんでいた」とも。『グーニーズ』共演者らの名前を挙げ、「大好き」「常につながっています。ファミリーは永遠。『グーニーズ』も永遠のものです」といまだカルト的人気を誇る『グーニーズ』ファンを喜ばせた。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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