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全米映画俳優組合、ストライキ中も「A24」の2本を含むインディ系39作品の撮影を承認

全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)が全米映画テレビ制作者協会(AMPTP)に対して最低賃金の引き上げや労働条件の改善、AI利用の規制などを求めた交渉が決裂し、14日より43年ぶりにストライキに入った。

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全米映画俳優組合ストライキ Photo by Dia Dipasupil/Getty Images)
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  • 全米映画俳優組合ストライキ Photo by Dia Dipasupil/Getty Images)
  • 全米映画俳優組合賞-(C)Getty Images
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全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)が全米映画テレビ制作者協会(AMPTP)に対して最低賃金の引き上げや労働条件の改善、AI利用の規制などを求めた交渉が決裂し、14日より43年ぶりにストライキに入った。これによって俳優たちは映画製作、出演、作品のプロモーション活動などが禁じられ、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の宣伝で来日するはずだったトム・クルーズも中止を余儀なくされるといった影響が出ている。

そんななか、SAGはAMPTPと関連のないインディペンデント系の39作品に対し、ストライキ中の製作を承認した。「当社はAMPTPには加盟していません」と広報担当者が語っている「A24」は、アン・ハサウェイ&ミカエラ・コール主演『Mother Mary(原題)』、ポール・ラッド&ジェナ・オルテガ主演『Death of a Unicorn(原題)』の2本の製作が許可された。

ほかの作品ではマシュー・マコノヒー主演『The Rivals of Amziah King(原題)』、マーク・ウォールバーグ主演×メル・ギブソン監督『Flight Risk(原題)』、マッツ・ミケルセン&シガニー・ウィーバー主演『Dust Bunny(原題)』の製作が開始または続行となる。

ハリウッドでは5月から全米脚本家組合がストライキ入りしており、SAG-AFTRAとの同時ストライキは実に63年ぶり。


《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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