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三浦透子、宮藤官九郎作品に初出演「季節のない街」繊細な表情や佇まいの演技に注目

宮藤官九郎が企画・監督・脚本を手掛けたドラマ「季節のない街」で『ドライブ・マイ・カー』で話題を呼んだ三浦透子が宮藤作品に初出演。表情で見せる演技で、仮設の「街」で生きる女性を熱演。

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「季節のない街」© 2023 Disney and related entities
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  • 「季節のない街」ディズニープラス「スター」で8月9日(水)より全10話一挙独占配信 © 2023 Disney and related entities
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宮藤官九郎が企画・監督・脚本を手掛けたドラマ「季節のない街」が、Disney+(ディズニープラス)「スター」にて8月9日(水)より全話一挙配信。

本作の主人公・半助こと田中新助に宮藤組初参加となる池松壮亮、さらに仲野太賀渡辺大知ほか、宮藤組の常連から初出演まで超豪華なキャストが大集合する中、『ドライブ・マイ・カー』で話題を呼んだ三浦透子が宮藤作品に初出演。表情で見せる演技で、仮設の「街」で生きる女性を熱演している。

本作は、宮藤さんが長年温めてきた企画で、山本周五郎の小説「季節のない街」の映像化。黒澤明監督によって『どですかでん』のタイトルで映画化され、1970年に公開された。この傑作小説をベースに、本作では舞台となる「街」を、12年前に起きた“ナニ”の災害を経て、建てられた仮設住宅のある「街」へ置き換え、現代の物語として再構築した。

三浦さんが本作で演じているのは、街いちばんの無口な女性“かつ子”。かつ子はクセ者揃いの仮設の「街」で、実の母親から叔母夫婦に預けられ、叔母の夫である飲んだくれの叔父と3人で暮らしている。

ほとんど感情を表に出さない内気な性格で、叔母が病気で倒れても酒ばかり飲んで働かない叔父を尻目に、生活のために無理をしながら昼も夜も黙々と内職に励んでいる。そんな辛い境遇にありながらも、かつ子に恋心を抱いている青年部のオカベ(渡辺大知)との交流を通して、少しずつ心を通わせていき変化していくというキャラクターだ。

元々子役として活躍しており、芸歴20年以上のキャリアを誇る三浦さんは、アカデミー賞国際長編映画賞ほか、多くの映画賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』での寡黙なドライバー役で大ブレイク。

その後も、他人に恋愛感情を抱かず、性的にも惹かれない“アロマンティック・アセクシャル”の女性を演じた初の単独主演作の映画『そばかす』や、冤罪事件の端緒となる女性を演じたドラマ「エルピスー希望、あるいは災いー」、バカリズムによる緻密な脚本が話題を呼んだタイムリープコメディ「ブラッシュアップライフ」では主人公に関わるタイムリーパー役と、シリアスからコミカルな役どころまで、その確かな演技力で表現し、話題作に引っ張りだことなっている。

本作で、かつ子の物語が2話に渡り描かれる第7話・8話の「がんもどき」というエピソードでは、いつも笑顔で明るいオカベと無口なかつ子という正反対なキャラクターである2人のぎこちなさがありつつも、純粋さを感じられるやり取りが見どころ。物語はある衝撃的な展開を迎えるが、それを経て2人の関係性がどう変わっていくのか注目してほしい。

かつ子は登場シーンではほとんど喋らない無口な女性だが、オカベにしか分からないような細かい表情の演技や、少しの歩き方の変化でその日のコンディションを表現するなど、ちょっとした佇まいの変化で何かを訴えかけてくるような様子は場面写真からも伺うことができる。

長いキャリアで培った抜群の表現力で、出演する作品ごとに見る者に深い印象を残す三浦さんと宮藤作品の化学反応に刮目してほしい。

「季節のない街」は8月9日(水)よりディズニープラス「スター」にて一挙配信(全10話)。


Disney+公式サイトはこちら
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《シネマカフェ編集部》

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