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価値観の違いや感情のもつれ…『ほつれる』「離婚しようよ」ほか“すれ違う”夫婦の姿を描く5作品

門脇麦が主演を務める映画『ほつれる』のように、“夫婦のすれ違い”をテーマにした話題のエンタメ作品を紹介する。

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『ほつれる』 ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
『ほつれる』 ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
  • 『ほつれる』 ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
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  • 『ほつれる』 ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
  • 『ほつれる』 ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
  • 『エドワード・ヤンの恋愛時代 4Kレストア版』© Kailidoscope Pictures
  • 『アンダーカレント』 (C)豊田徹也/講談社 (C)2023「アンダーカレント」製作委員会
  • Netflixシリーズ「離婚しようよ」

門脇麦が主演を務め、気鋭の演出家・加藤拓也が監督した映画『ほつれる』。主人公・綿子役を門脇さん、夫・文則役を田村健太郎、綿子の心の支えとなる木村役を染谷将太、さらに綿子の親友・英梨役を黒木華が演じている本作公開に先駆け、“夫婦のすれ違い”をテーマにした話題のエンタメ作品を紹介する。


映画『エドワード・ヤンの恋愛時代 4Kレストア版』8日18日公開


>>あらすじ&キャストはこちらから

1990年代の台北を舞台に、10人の男女の人間関係を2日半という凝縮された時間の中で描いた本作は、『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』『ヤンヤン 夏の想い出』などで知られる台湾の名匠エドワード・ヤンによる秀作。

モーリーが経営する会社の状況は良くなく、婚約者アキンとの仲もうまくいっていない。モーリーの会社で働く親友チチは、モーリーの仕事ぶりに振り回され、恋人ミンとの関係も雲行きが怪しい。モーリーとチチのふたりを主軸に、大都会で空虚感を抱えながら生きる若者たちの心の葛藤を映し出す。


映画『アンダーカレント』10月6日公開


>>あらすじ&キャストはこちらから


『愛がなんだ』『街の上で』の今泉力哉監督が、豊田徹也の同名長編コミックを実写映画化したヒューマンドラマ。家業の銭湯を継いだ主人公のかなえ(真木よう子)は、夫・悟(永山瑛太)とともに幸せな日々を送っていたが、ある日、悟が失踪してしまう。かなえは途方に暮れながらも、銭湯の営業を再開すると「働きたい」という謎の男・堀(井浦新)が現れる。

悟の行方を探しつつ、堀との奇妙な共同生活を送るかなえ。失踪した男と突然現れた男、ふたりの存在に揺さぶられるひとりの女性の繊細な心情と、人間の充実感と喪失感が深く描かれる。


ドラマ「あなたがしてくれなくても」FODにて配信中


夫婦のセックスレスの問題をリアルに描いたドラマ「あなたがしてくれなくても」。ハルノ晴による同名コミックを原作とする本作は、求められることで夫からの愛を感じたい妻・みち(奈緒)と、夫婦間のセックスに必要性を感じない夫・陽一(永山瑛太)。妻を献身的に支える夫・新名(岩田剛典)と、仕事に没頭する妻・楓(田中みな実)の二組の夫婦に焦点を当てた物語。

“セックスレス”というテーマを、妻の立場と夫の立場両方から描くことで、愛されたいという人間の普遍的な欲求をあぶり出した。


Netflixシリーズ「離婚しようよ」Netflixにて配信中


「池袋ウエストゲートパーク」「俺の家の話」などの宮藤官九郎と「セカンドバージン」「家売るオンナ」の大石静が初タッグを組んだNetflixシリーズ「離婚しようよ」は、気持ちは冷めきっているものの、互いの利害や事情からすぐに離婚できない夫婦のすれ違いを描くホームコメディ。

おしどり夫婦を演じながらも、家ではSNSの生配信時しかほとんど会話がなく、顔も合わせることもない夫婦。結婚生活の不満や葛藤、衝突を描きながら、自分らしく、自由に生きることを諦めない様子が映し出されている。女性関係にだらしなく世間知らずのまま育った議員・大志を松坂桃李、ドラマで大ブレイクした国民的人気女優・ゆいを仲里依紗が演じる。


映画『ほつれる』9月8日(金)より公開


>>『ほつれる』あらすじ&キャストはこちらから

夫・文則(田村健太郎)との関係が冷め切っている綿子(門脇麦)は、友人の紹介で知り合った木村(染谷将太)と頻繁に会うように。木村は綿子にとって、すれ違いの続く夫との関係を忘れさせてくれる唯一の存在だったが、ある日交通事故で亡くなってしまう。木村の死を受け入れることができないまま、綿子は…。

どんな夫婦にも起こり得る日常生活の中の些細なすれ違い、失った大切な人と通じ合えない夫との間で揺れ動く複雑な心情をリアルに描いた本作は、思わず共感してしまう部分があるのかも

意見や価値観の違い、愛情や感情のもつれ、セックスレス…。なかなか口に出しては言えない、でも誰もが密かに心のなかで思っている悩みや不安。これらの作品は、ひとりごとではない、いまそこにあるパートナーとの問題について改めて見つめ直す機会となりそうだ。

『ほつれる』は9月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。



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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《シネマカフェ編集部》

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