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池田エライザ「共感しやすい」『おまえの罪を自白しろ』に込められた女性たちの視点

主演・中島健人、堤真一の初タッグで贈る映画『おまえの罪を自白しろ』について、水田伸生監督が“いまを生き抜く女性の姿”を描いたことを明かした。

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『おまえの罪を自白しろ』©2023『おまえの罪を自白しろ』製作委員会
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主演・中島健人、堤真一の初タッグで贈る映画『おまえの罪を自白しろ』について、水田伸生監督が“いまを生き抜く女性の姿”を描いたことを明かした。

本作では、誘拐された少女の母親で清治郎(堤真一)の長女・麻由美(池田エライザ)や、事件の真相を追い続ける報道記者の神谷美咲(美波)、選挙ボランティアの寺中初美(尾野真千子)など、様々な葛藤を抱えながらも力強く“いま”を生き抜く女性の姿がありありと描き出されており、本作について水田監督は「懸命に生きる姿をきちんと捉えることにこだわった」と語っている。

池田さんは「この作品はあらゆる形で女性の視点が入れられていて共感しやすいと思います」と言う。

「麻由美は母性、報道記者の美咲さんは女性の少ないジャーナリズムの世界で戦っているし、初美さんは家族がいて長女としての苦悩など、いろんな問題を抱えている人々の視点がばらけたことによって、エンターテインメントというところからより深くなっている感じがします」と語るように、様々な女性の姿が印象的に描かれている。

幼い頃から大物議員の娘として周りからの目に息苦しさを感じながら生きてきた麻由美や、男性の多い報道の世界で自分の信念を貫き奮闘する報道記者の神谷、一家の長女として人知れず苦悩を抱えている選挙ボランティアの初美など、様々な立場で奮闘する女性キャラクターが本作の物語に深みを与えている。

そんなキャラクターたちについて水田監督は、「女性のことを全部分かっているようなふり」はしないように努めたと言い、「一人の人間として懸命に生きる姿をちゃんと捉えることにこだわりました。『舞妓Haaaan!!!』もそうですし、今までの作品も全部そうですが、愛情や信念、生きることへの懸命さを意識して撮ってきました」と語る。

水田監督はこれまで、「ゆとりですがなにか」や『舞妓Haaaan!!!』などユーモラスなコメディ作品から、ドラマ「Mother」「Woman」「anone」など、様々な葛藤や苦悩を抱えながらも生き抜く主人公の生き様をありありと描き出すヒューマンドラマまで、数々のヒット作を送り出してきた。

そんな水田監督が手掛ける最新作となる本作では、家族の命を救うために奔走する息子と、それに反して口を閉ざし続ける父という真っ向から対立しすれ違う親子や、誘拐された子どもを一心に想う母の姿が印象的に映し出されており、本格サスペンス作品でありながら上質なヒューマンドラマも描き出されている。

『おまえの罪を自白しろ』は10月20日(金)より全国にて公開。



おまえの罪を自白しろ (文春文庫 し 35-10)
¥858
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《シネマカフェ編集部》

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