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呉美保監督最新作『ふつうの子ども』本予告&場面写真

呉美保監督最新作『ふつうの子ども』の本予告と場面写真が解禁された。

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『ふつうの子ども』©︎2025「ふつうの子ども」製作委員会
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呉美保監督最新作『ふつうの子ども』の本予告と場面写真が解禁された。

本作は、10才の小学4年生、上田唯士が主人公。同級生の大人にも臆せず意見を述べる少女、三宅心愛に惹かれ、環境問題に取り組むことになる。唯士は彼女に近づこうと奮闘するが、やがて大人をも巻き込んだ騒動へ発展していく…というストーリー。

脚本は高田亮が手掛け、過去に『そこのみにて光輝く』や『きみはいい子』で高い評価を得た呉美保監督と再び手を組む。メインキャラクターの3人に加え、彼らのクラスメイト役は全てオーディションで選ばれ、ワークショップを通して共通の時を過ごしながら、呉監督と共にそれぞれのキャラクターを創り上げていった。

この度解禁された予告編では、教室で元気よく作文を発表する唯士10才の姿からはじまる。友だちとワイワイ登校し、家では母と楽しく笑い合う、ふつうの小学生。

そんな唯士が見つめるのは、同級生の心愛。「私たち子どもが生まれる前から二酸化炭素を出し続けているのは大人たちです」と発表し、先生に「大人が悪いとか誰が悪いとか言わないほうが…」と言われても「じゃあ子どもが悪いんですか」と物怖じすることなく自分の意見を口にする女の子。

そんな心愛に惹かれた唯士は、図書館では偶然を装って環境問題の本を熱心に読む心愛に近づき、教室では「いいよね、カーボンニュートラル」と心愛に近づきたい一心で勉強した知識で声をかけるが、どうも心愛はそっけない。

そこに、クラスのちょっと問題児の陽斗が絡んできて、何やら三角関係の様相に。そして心愛の提案で「大人の意識を変えるには行動を起こさなきゃいけないんだよ」と“環境活動”を始める3人。しかし、子どもたちの一途な思いがエスカレートし、親たちも巻き込んだ大騒動へと向かってしまう!

「10才になったら半分大人になるって言われました」という言葉が胸に残る本予告となっている。

また、併せて場面写真も解禁。唯士、心愛、陽斗たちのイキイキとした日常、そして子どもたちを取り巻く大人たちの事情がビビッドに切り取られている。世界は、こんなにも明るくて、スリリングで、ドラマチック。そんな物語を予感させる場面写真となっている。

『ふつうの子ども』は9月5日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。



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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《シネマカフェ編集部》

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