白石和彌監督作『碁盤斬り』がイタリアのRED LINE INTERNATIONAL FILM FESTIVALで最優秀長編作品賞を受賞した。
RED LINE INTERNATIONAL FILM FESTIVALは、2024年に始まった映画祭で、審査員長を映画『シャイン』でアカデミー主演男優賞を受賞したジェフリー・ラッシュが務めた。
草彅剛が主演し、白石和彌監督がメガホンを取った本作は、「江戸時代の侍映画の伝統を忠実に体現しつつ、主人公の心の奥底にある感情を探求している」と評価された。日本映画の選出は本作が初となる。

白石監督は、「映画祭の公式SNSで上映されている様子を見ました。凄く美しい環境で上映してくださりとても感動しました。そして、作品賞をいただけると聞いて、本当に嬉しく思っています。この作品にとっても、映画監督個人としても、この先映画を作っていく勇気や喜びをいただきました」とコメントを寄せた。
『碁盤斬り』は、昨年イタリアで開催されたヨーロッパ最大のアジア映画祭「ウディネ・ファーイースト映画祭」でブラック・ドラゴン賞を受賞し、フランスでは220スクリーンで上映されるなど、海外でも高く評価されている。さらに、スペインでの配給も決定しており、続報にも期待が寄せられている。
コメント
白石和彌監督
映画祭の公式SNSで、上映されている様子を見ました。凄く美しい環境で上映してくださりとても感動しました。
そして、作品賞をいただけると聞いて、本当に嬉しく思っています。この作品にとっても、映画監督個人としても、この先映画を作っていく勇気や喜びをいただきました。本当にありがとうございます。
『碁盤斬り』はPrime Video、U-NEXTにて配信中。



