妻夫木聡主演の日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」がこの秋、放送される。
本作は、早見和真の同名小説が原作。競馬の世界を舞台に、夢を追い続けた大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語。

現在、連続テレビ小説「あんぱん」にも出演中の妻夫木が演じるのは、大手税理士法人に勤める税理士・栗須栄治。税理士事務所を営む父のことを尊敬してきた栗須は、将来父と一緒に働くことを夢見て大手税理士法人に就職し、仕事の幅を広げていたが、挫折を味わい、希望を見出せなくなってしまったところ、馬主・山王耕造との出会いにより、人生が大きく動き出す。

「原作者の早見さんとはもともと仲良くさせていただいていて、早見さんからも『ぜひこの栗須という役を演じてほしい』と言っていただき、必要とされることが役者にとって幸せな瞬間なので、とても嬉しかったです」と明かした妻夫木は、「どの時代でも、受け継がれていく未来への希望というものがあります。何を想い、次の世代に託していくのか。みなさんもその生き証人として、感動に満ちた瞬間を見守っていてほしいです。きっと皆さんの中に秘められた情熱というものを呼び起こしてくれると、僕は確信しています」とコメントしている。
演出は、「MIU404」「最愛」の塚原あゆ子。撮影はJRA全面協力で実施される。実際の競馬場で撮影される映像にも注目だ。
「ザ・ロイヤルファミリー」は10月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。


