レオナルド・ディカプリオが、長い俳優人生で「後悔している」ことは、『ブギーナイツ』でマーク・ウォールバーグが演じたエディ・アダムス/ダーク・ディグラー役を「辞退したこと」だと明かした。
アメリカで9月26日、日本では10月3日に公開される『ワン・バトル・アフター・アナザー』のプロモーション中、レオナルド・ディカプリオは本作の監督を務めたポール・トーマス・アンダーソンと「Esquire」誌のインタビューに登場。2人がタッグを組んだのは今回が初めてだが、約30年前にもその可能性があった。それが『ブギーナイツ』だった。
同監督から「(俳優人生での)後悔は?」と尋ねられたレオナルド・ディカプリオは、次のように答えた。「あなたが目の前にいるので敢えて言いますけど、『ブギーナイツ』に出なかったのは私の一番の後悔です。私たち世代にとって、あれは象徴的な映画でした。(主人公は)マーク以外には考えられません。初めて映画を観たときに、傑作だと思いました」。
レオナルド・ディカプリオが『ブギーナイツ』への出演を辞退した理由は、すでに『タイタニック』への出演契約を結んでいたためだ。『タイタニック』以前も、『ギルバート・グレイプ』でアカデミー助演男優賞にノミネートされ、『ロミオ&ジュリエット』でブレイクしていた彼だが、やはり『タイタニック』が世間に与えたインパクトとは比べものにならない。
映画ファンは、「『ブギーナイツ』はマークの、『タイタニック』はレオのハマり役だった。あれでよかったんだよ」「レオはポルノスターを演じるには顔が幼すぎた」「レオが『ブギーナイツ』に出演していたら、『タイタニック』の主役はだれが演じていたのだろう?」などのコメントをXに寄せている。


