ビートルズを世界的なバンドに育てた敏腕マネージャーの実話に基づく『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』が9月26日(金)より公開。予告編とポスタービジュアルが解禁された。
音楽史にとどまらず、世界の文化史に大きく足跡を残すビートルズ。実はひとりの実業家かつ敏腕マネージャーの尽力によって大きく成功を勝ち得ていた。その名は、ブライアン・エプスタイン。果たして、そこにはどんな成功のプロセスがあり、胸を打つドラマが隠されていたのか。
過酷なマネージャー業務を鮮やかにこなす一方、業務過多から薬物中毒に陥った心優しいビジネスマンは自身がゲイであるという事実と周囲の偏見から次第に精神のバランスを失っていく。命の炎までも細らせるほどの魂の憂いは、その時代、他者に気軽に相談できることではなかった…。
この度解禁された予告編では、まだ何者でもなかったビートルズのライブに衝撃を受けたブライアン・エプスタインがバンドのマネージャーになってから、ビートルズが一気にスターダムを駆け上がっていくさまをドラマチックに描いている。
「エルヴィスを超える」と言えば鼻で笑われ、「痛い目を見るぞ」とくぎを刺されても、誰よりもビートルズを信じたブライアン・エプスタイン。瞬く間に世界最高のバンドへとのし上がっていくビートルズの横にはいつも彼がいた。

次々と成功を収めていくビートルズとは裏腹に、ブライアン・エプスタイン本人は徐々に精神を削られていく。イギリスの港町リヴァプールから世界の頂点に立ったビートルズの成功の影の立役者が辿った激動の人生に胸が締め付けられる映像となっている。

ポスタービジュアルでは、“ビートルズと出会い、一緒に歩んだ5年10ヶ月”というキャッチコピーと英国の国旗をバックに、ビートルズを世界一のバンドに育てた真摯な眼差しのブライアン・エプスタインが印象的なビジュアルとなっている。
主人公エプスタインを演じるのは新進気鋭のジェイコブ・フォーチュン=ロイド。その容姿が生前のエプスタインの面影と重なったことも話題となった。

彼を支える父母役にエディ・マーサンとエミリー・ワトソン。またビートルズのメンバーに人気バンド「ニュー・ホープ・クラブ」のヴォーカル、ブレイク・リチャードソン(ポール・マッカートニー役)や、ジョナ・リース(ジョン・レノン役)、さらにエプスタインがクラブの受付から歌手に引き上げるシラ・ブラック役をのダーシー・ショウが演じるなど、フレッシュな若手俳優の顔ぶれも見逃せない。
“5人目のビートルズ”とも言われたブライアン・エプスタインの短くも濃厚な32年の生涯。その知られざる内幕を描いた感動作となっている。
『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』は 9月26日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。


